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EURO 2012: アイルランドの対戦相手

12 月 2 日 (金曜日) にウクライナのキエフで EURO 2012 の抽選会が行われました。

 

アイルランドは C 組でスペイン、イタリア、クロアチアと対戦することになりました。これはちょっと厳しい組み合わせです。スペインは EURO 2008 と W 杯 2010 の優勝国。イタリアも W 杯の惨敗からはチームを立て直してきていますし、クロアチアは現在 FIFA ランキング 8 位にまで上がってきています。

 

その他の組み分けは以下のとおり。

 

A 組: ポーランド、ギリシャ、ロシア、チェコ
B 組: オランダ、デンマーク、ドイツ、ポルトガル
D 組: ウクライナ、スウェーデン、フランス、イングランド

 

ご覧のように B 組がとても厳しいですね。いわゆる死のグループです。それに対して A 組はどんぐりの背比べになっています。

 

アイルランドの主要大会出場は 10 年ぶりですから、今日の新聞もお祭り気分で抽選結果を伝えています。

 

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一番左がミラー紙ですが、見出しは「Give'em El Trap」。スペインと当たったので、トラパットーニ監督のことをスペイン語風に言い表したのかなと思います。たぶん、何かとかけてるとか、もうちょっと意味があると思うんですけど、よくわかりません。

 

真ん中はスター紙。「Let's Gdansk」。アイルランドの試合はポーランドのグダニスクとポズナンで行われるからなんですが、グダニスクは英語では「グダンスク」のように発音するので、「レッツ・ダンス」と掛けてると思うんだけど。ちょっとわかりにくいだろー。

 

右側のサン紙は「Olé, Olé, Olé, Polé」。「オレ、オレ」はもちろん有名なサッカーのスペイン語のチャントで、Pole はポーランド人 (Polish) の短縮系。こりゃまたベタですね。

 

アイリッシュ・タイムズ紙も一面に写真付きで記事を載せた他、スポーツ面では 3 面にわたって記事を載せてました。

 

ブライアン・カー (元アイルランド代表監督) の展望記事の見出しは「Grounds for optimism, no; grounds for hope, yes (楽観的になれる根拠はない、希望を持てる根拠はある)」。

 

決勝トーナメントに進出するには、クロアチアは当然のこと、イタリアかスペイン (たぶんイタリア) の上にいかないといけません。イタリアはまだチームが固まってない (いろんな選手を試している) のと、2 トップのロッシとカッサーノが出場できない可能性が高いらしいですね。トラパットーニ監督は当然イタリアの選手については裏も表も知りぬいているでしょうし。

 

アイルランドはここまできたら失うものは何もないですから、思い切りのいい試合をしてほしいです。トラパットーニ監督はいろいろ企んでると思いますけど。