さようなら、ライトハウス・シネマ

今日の朝、いつものようにシナモン・カフェでコーヒー飲んでました。毎週金曜日は、アイリッシュ・タイムズ紙に『Ticket』っていうエンターテイメント特集の付録が付くんだけど、映画館の広告ページを開いたら、ライトハウスシネマが2008 年 5 月の開館から今月までに上映した映画のベスト 10 を広告で出していた。3 周年記念の広告なのかなと思って見てたのだけど、肝心の上映映画のスケジュールが載ってなかった。

そのときはあまり気にとめなかったんだけど、お昼に車の中でラジオのニュースを聞いていたら、今日の朝、裁判所がライトハウス・シネマを清算するという決定を出したと。

現地に行ってみたら、即日閉館のお知らせの貼り紙が。

メディアもやってきて、経営者にインタビューしていました。

家賃の値上げの件で大家さんと揉めてた話は書きましたけど、こんなに急に閉館するとは。3 年間、どうもお世話になりました。落ち着いた雰囲気の映画館で、近所にあるっていうことを除いても、ダブリンで一番好きな映画館だったんですけど。併設のカフェのコーヒーはそこそこの味だったけど、小さめのキャロット・ケーキがおいしかったです。これからはたぶん、映画観る本数が少なってしまうと思う。

せっかくなんで、広告に出てたライトハウス・シネマ 3 年間のトップ 10 をどうぞ (たぶん興行収入のトップ 10)。

1 神々と男たち
2 英国王のスピーチ
3 His & Hers
4 愛を読む人
5 ミルク
6 白いリボン
7 マン・オン・ワイヤー
8 瞳の奥の秘密
9 パリ20区、僕たちのクラス
10 A Prophet

『ミルク』以外、全部見てました。『神々と男たち』は確かに 3 カ月くらいロングランしてたんですけど、この映画は私には理解不能。キリスト教の人には、たぶん琴線に触れるものがあるんだと思うんだけど。