ポートリーシュから車を南に10分ほど走らせたところにティマホー (Timahoe) という静かな村があります。ここは、7世紀に聖モクア (Saint Mochua) が修道院を開いたところです。この村には12世紀半ばに建てられたラウンド・タワーがあります。村に近づくにつれて木立の中にタワーのてっぺんが見えてくるのが趣があります。
タワーの高さは30メートルほど。先端のとんがり帽子だけは19世紀に再建されたものだそうです。専門家によれば、このラウンド・タワーは現存する中で最も優雅なものの1つだそうです。私もラウンド・タワーをいくつか見て回りましたが、この意見には納得です。まず、タワー自体が美しい状態で保存されています。また、周辺の環境も含めたた佇まいがいいのです。
ラウンド・タワーのそばには石造りのビジター・センターがあります。この建物はもともとは教会で1850年ごろに建てられたもの。中にコーヒーショップもあります。私が行ったときは残念ながら閉館していました。営業は4月から9月までと書いてあるので、早めにシーズンオフに入ったのかもしれません。
それから15世紀の教会を含む17世紀のキャッスルの遺跡もすぐそばにあり、その奥には小さな墓地があります。そして、こうした敷地全体が木立に囲まれているという形になります。
ちなみに聖モクアという人はスライゴーのアコンリー (Achonry) という村の生まれで、もともとは戦士だったのですが、聖パトリックからインスピレーションを受けてカトリックに改宗しました。言い伝えによれば、聖マクアは3匹のペットを連れてきていて、それは雄鶏とネズミとハエでした。雄鶏は聖マクアが朝のお勤めに寝過ごさないように彼を起こし、ネズミはお勤め中に彼がウトウトすると耳をかじって彼の目を覚まし、ハエは彼が読書をするときその目線を導くように行にそって歩き、彼が疲れて読書を中断すれば、戻ってくるまでその場所にとどまりつづけたそうです。
ティマホーの村の真ん中には三角形の芝生があり、それを取り囲むように2軒のパブや雑貨屋があります。雑貨屋でミネラルウォーターを買いましたが高校生くらいの女の子が店番をしていました。ここにもカフェが併設されていていろんな骨とう品や記念品で飾られていました。

左手が教会とキャッスルの遺跡です

細かい装飾が施されているそうです










参考資料
Dec 24 - St Mochua of Timahoe (d. 657) - Catholicireland.netCatholicireland.net
Visit Timahoe Round Tower with Discover Ireland
https://www.youtube.com/watch?v=pWr42K3ab0U
Timahoe Round Tower & Heritage Centre County Laois Business Directory Laois Tourism