アイルランドでは成人人口の約半分がブースター・ワクチンの接種を済ませたそうです。私はまだです。クリスマス明けに行ってこようと思っています。
アイルランドの成人人口の49.9%、全人口の37.4%がブースター・ワクチンを打ちました。この3日間だけで303,000人がワクチンを打ちました。
オミクロン株は重症化する可能性がこれまでに比べて低いというエビデンスが出てきていますが、これはまだ早期段階でのエビデンスということで、まだまだ油断することはできないようです。また、感染力は強いので、病院に対する負荷が懸念されるところです。
水曜夜に発表された感染者の数は6307人で、オミクロン株の感染者が数字に表れ始めていると専門家はみています。政府は、今後数週間で感染者は増え、1日の感染者が1万人を超えることも予測しています。
木曜の朝の段階でコロナによる入院患者は前日の429人から減って390人となっています。
HSE の主任医務官のコルム・ヘンリー博士は、オミクロン株による重症化は少ないと言う南アフリカからの報告は歓迎すべきものだが、新しいデータを検討する必要があるとしています。ここ数週間の一般市民の努力により感染者等の数字は安定しているが、オミクロン株によりこれから増えていくだろうとヘンリー博士は警告しています。
ヘンリー博士は、コロナは最終的にはエンデミックになるだろうと言っています。つまり、一定の地域に一定の罹患率又は一定の季節で日常的に繰り返し発生するようになるということです。インフルエンザのようなものです。そして、ワクチンを定期的に打つようになるということです。
コロナに関連して仕事を休んでいるスタッフは5000人から3000人に減りましたが、ヘンリー博士は医療従事者が過労働で消耗していることに懸念を抱いています。人との交流を減らし、ワクチンを打つなど、一般市民の協力を呼び掛けています。
これまでにワクチンを打った人は18歳以上の人口の94%に達しました。ICUに入っている人の54%がワクチンを打っていない人だそうです。現在も毎週17000人から20000人の人が初回または2回目のワクチンを打ちにきているそうです。
去年の今頃、87000件のPCR検査が実施されましたが、今年は22万件に達しています。去年の12月26日に最初のワクチンとして9750回分がアイルランドに届きました。昨日は109000人にワクチンが投与されています。