世界の住みやすい都市ランキングなるものが発表されました。これは、Economist Intelligence Unitという英国エコノミスト紙の調査機関の調べによるものです。
素晴らしいのは大阪が2位、東京が5位に入ったことです。
今回のトップ 10 は以下のようになっています。
2 大阪
3 アデレード (オーストラリア)
5 東京
6 パース (オーストラリア)
7 チューリヒ (スイス)
8 ジュネーブ (スイス)
9 メルボルン (オーストラリア)
10 ブリスベン (オーストラリア)
島国のニュージーランド、オーストラリア、日本が強いですね。オーストラリアを島国といっていいかどうかは微妙ですが、まあ海に囲まれた国、ぐらいの意味で。
一方で EU の都市は軒並み順位を落としています。前回1位だったウィーンは12位に転落。ランキングの下げ幅が大きいトップ10のうち8つがヨーロッパの国。最も大きく順位を下げたのは前回よりランクを 34 落としたドイツのハンブルクで47位。ドイツはフランクフルトやデュッセルドルフもそれぞれ29 と 28 ランクを落としています。チェコのプラハも 27 ランクを落としました。
さて、気になるダブリンは 51 位。前回の 29 位から 22 もランクを落としました。これは下げ幅としては5番目に大きいそうです。
今回の調査は 2021年2月22日から3月21日までの間に行われました。
今回のレポートによれば、オークランドは教育のスコアが良かったとか。パンデミックの影響が少なかったので、学生が学校に通い続けることができたからです。また、劇場、レストラン、文化施設の営業が続けられたことも大きかったようです。
ヨーロッパとカナダの都市は順位を下げましたが、アメリカの一部の都市は順位を大きくあげています。ホノルルやヒューストンなどです。これはウイルスの抑制とワクチン注射が進んでいるからということらしいですが、ホノルルなどは順位を46もあげて14位にランクされました。
一方、調査対象の140都市の中でワースト3をあげますと、138位がパプアニューギニアのポートモレスビー、139位がナイジェリアのラゴス、140位がシリアのダマスカスです。