たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

親善試合 アンドラ 1 - 4 アイルランド

 

 

最近はカード決済ばかりで現金をほとんど使わなくなりましたが、この間、韓国料理屋のハンヤンでテイクアウトしたときだったと思いますけど、現金で払ったんですね。カード決済不可だったので。2ユーロ硬貨をお釣りでもらったんですけど、それがアンドラの2ユーロだったんですよ。アンドラもユーロ硬貨を発行してるんですね。Wikipedia で調べてみると、2016年から独自のものを発行するようになったようです。アンドラEUに非加盟ですけど、事実上の法定通貨としてユーロを使用しています。ユーロ切替え前の1999年までは、フランス・フランとスペイン・ペセタを通貨として使用していたそうです。

 

 

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たまたまアンドラ関連の記事がもう1つ今日のアイリッシュ・タイムズに掲載されていました。近いうちにダブリン・ベイ・サウス選挙区で国会議員の補選が行われるんですが、そこにフィアナ・フォイル党から出馬する予定のディアドラ・コンロイさんの話。

 

www.irishtimes.com

 

彼女はもともとアイリッシュ・インデペンデント紙の旅行記事担当記者だったのですが、旅行会社持ちで他のジャーナリストと一緒にアンドラのスキー場に招待されて出かけて行ったんですね。そこでスキーをしているときに転んで腰の骨を折り、ガイドや旅行会社を訴えたという話。雪が少ないことを懸念としてガイドに伝えていたのにスキーを強行された、みたいな話です。

 

この旅行が2015年1月のこと。アイルランドに戻ってきて2015年7月に股関節置換手術を受け (怪我が原因でこの手術を受けなければならなくなったと主張)、2016年に損害賠償を求めて裁判所に訴えたということです。

 

それが、なぜ今記事になったかというと、今度国会の選挙に出馬するにあたって、メディアがいろいろ彼女の過去を洗ったんでしょうね。そしたら、裁判所の記録からこの話が出てきたので記事にしたみたいです。

 

彼女の訴えによれば、ケガの前には楽しめていたいろんなアクティビティができなくなったと主張していたのですが、彼女の SNS には乗馬やバイクを楽しむ彼女の写真がいくつかアップロードされているんですね。記事としては、ここにちょっと不誠実な何かがあるのではないか、と匂わせる内容になっています。

 

コンロイさんはつい先日も別のことでネタにされていました。そのときは過去のブログで不適切な記述があったんじゃないかという話。2013年ごろ、彼女は自宅の部屋を人に貸していたんですが、あるときラトビア人の間借り人をとったときに、そのラトビア人が何時間もキッチンを占拠して臭いもすごかった、みたいな話を書いてたんですね。記事の中にブログの抜粋が書かれていましたが、ちょっと鼻もちならないトーンでした(笑)。差別的なんじゃないか、などと、ライバル候補に批判されたりしています。

 

www.irishtimes.com

 

ああ、前置きが長くなってしまいました。6月3日 (木) にアンドラの首都アンドラ・ラ・ベリャでアンドラアイルランドの間でサッカーの親善試合が行われました。結果は 4 対 1 でアイルランドの勝ち。スティーブン・ケリー監督になって12試合目にして初勝利です。

 

しかし、52分にFIFAランキング158位のアンドラに先制を許しています。58分、61分にトロイ・パロットが連続して得点して逆転しますが、その間、ケニー監督は生きた心地しなかったんじゃないですかね。

 

 

www.youtube.com

 

アイルランドの次の試合は6月8日の新全試合、対ハンガリー戦@ブダペスト

 

アイルランド先発メンバー:

REPUBLIC OF IRELAND: Bazunu; Doherty, Egan (capt), O’Shea (Duffy 85), McClean (Manning 85); Knight, Hourihane (Arter 85), Cullen, Curtis (Horgan 65); Collins (Idah 65), Parrott (McGrath 82).

 

アイルランド得点: Parrott (58, 61)、Knight (84)、Horgan (89)

アンドラ得点: バレス (52)

 

 

 

余談ですけれども、アイリッシュ・タイムズのコラムニストのフランク・マクナリーさんがこんなツイートをしていました。

 

 

 

「トロイ・パロット選手が2点取った後、3点目を取る前に交代させられたのを新聞の校閲担当者は残念に思っただろう。「Troy, Troy and Troy again」という見出しが使えなくなったから」みたいな意味のことをツイッターに投稿していました。

 

「Troy, Troy and Troy again」の意味が私はわからなくて、トロイの木馬に関する故事かなにかかと思ったんですが、ゆっくり調べてみると、単に「If at first you don’t succeed, try, try, and try again」という慣用句から取っただけでした。このツイートに対するレスで、「No Second Troy」というイェーツの詩があることも知りました。

 

 

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