2022年 W杯の予選組み合わせが今週の月曜日に決まりました。
アイルランドは、ポルトガル、セルビア、ルクセンブルク、アゼルバイジャンと共にグループAに入りました。
ポルトガルは現在のヨーロッパ・チャンピオン (2016年のヨーロッパ選手権優勝)ですし、実力からいってここを上回るのはかなり難しいでしょう。
ポット2からはセルビアがグループに入りましたが、ネイションズ・リーグではリーグBでハンガリー、ロシア、トルコと戦って1勝3分け2敗の3位。セルビアはなんとかできる現実的なチャンスがあるといっていいでしょう。
本大会に出場できるのは、まず各グループの1位。各グループの2位に入った10チームと2020-21 ネイションズ・リーグでのランクが高い2チーム (各グループの1位/2位を除く) の12チームが4つずつ3組に分かれてトーナメント戦を行い、各トーナメント優勝チームも本大会出場です。
予選の最初の試合は2021年 3月24日のセルビア戦@ベルグレード。
また、火曜日のニュースでは、開催国として既に出場が決まっているカタールがグループAに参加するとのこと。カタールとの試合は完全に親善試合扱いで、予選結果には関係ありません。カタールのホームゲームは、カタールではなく、ヨーロッパのどこかの都市で行われるそうです。
引き続きサッカーの話題ですが、ブレグジットにより、アイルランドのユースの選手がイギリスのクラブに移籍できなくなるのではないか、と言われています。
現在、16歳から17歳の数十人の有望なサッカー少年がアイリッシュ海を越えてイギリスのクラブに移籍しています。ブレグジット後はこれが不可能になり、18歳になるまで待たなくてはならなくなるという話。
FIFAの規定では、18歳未満は国境を越えて、というか、厳密には別の協会が管轄する場所のクラブには移籍できません。UK国内のイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの協会間は18歳未満でも移籍できることが特例として認められることに今回決定しました。ただ、アイルランド共和国とUK間の移籍についてはこの特例は認められない可能性が強いようです。
これって、けっこうアイルランドの若いサッカー選手の成長に影響が出るような気がしますね。やはり、UKとアイルランドのクラブの間には、リソースの点でかなりの違いがありますから。