3週間ほど前、スミスフィールドを歩いていたら、見知らぬ若者に声をかけられ、ゴルウェーまで彼女と2人でバスで帰るつもりだったのだが、自転車の積み込みを拒否され鉄道で行くしかなくなった。鉄道料金の方が高くてお金が足りないのだ、と言われ、25 ユーロ貸した。
正直なところ、90%ぐらいの確率で寸借詐欺だろうな、とは思ったのだが、まあ若い人の役に立つ可能性があるなら、という思いもあって貸した。4日後くらいにダブリンに戻ってくるので、そのとき連絡するという話だったのだが、もちろん連絡もなく、テキストしてもなしのつぶてだった。
年を取ると、こんな私でも若い人の力に少しでもなれば、なんて柄にもなく仏心を出したくなったりするのである。若い営業マンにお年寄りが大金出したりする気持ちもちょっとわかった気がした。今回のことを奇貨として、以後気を付けます。
なんてことを思ってたら、今日またスミスフィールドで声を掛けられた。今度は30代の女の人。身なりはちゃんとしている(前回の青年も身なりは爽やかだった)。6ユーロ貸して、とのことだったが、さすがに断った。
今回と前回の出来事がつながっているのかはわからない。でも話し掛け方が同じ。「embarrassing な話なんだけど。。。」と入ってくる。もしかしたら組織的にやっているかもしれないのでダブリンにお住まいの方、気を付けてください。
まあ、断り方は、「今、キャッシュない」(キャッシュレスの時代ですし)、「貧乏なので」など、なんでもいいと思います。
