
マーティン・オニール/ロイ・キーン体制になって初めての試合が 11 月 16 日にダブリンの Aviva スタジアムで行われました。ラトビアとの親善試合ですが、3-0 で快勝しました。アイリッシュタイムズ紙は「ドリームチームのドリームスタート (Dream Launch for the Dream Team)」などと見出しに書いております。ドリームチームというのは選手のことじゃなくて、オニールとキーンのコンビのことです。
攻撃陣は、ロビー・キーンがトップで、そのすぐ下にフーラハン。これはトラパットーニ時代にみんながやってほしいと思っていた形です。ミッドフィールダーには守備的なウィーランとクリエイティブなことのできるマッカーシーの組み合わせ。両脇にはドリブルで仕掛けられるマギーディーとマクレーンを配します。新しい時代が幕を開けたぞ、という布陣です。
私は試合をまったく見ていなかったのですが、ロングボールではなくてパスを回す意図のある戦い方だったそうです。まあ相手がそんなに強いチームではないというものありますが。
数日前ですが、ロイ・キーンの記者会見がありました。アシスタントコーチに就任してから初めての会見ということでメディアは大騒ぎでした。地上波の TV3 で生中継。翌日のアイリッシュタイムズは、社会面で取り上げたほか、スポーツ面は 2 面全部使ってこの話題でした。
アシスタントコーチが監督と違うところは、自分が選手を選ばなくてもいいということなので、その辺のプレッシャーがなければキーンも選手たちの話に耳を傾けて、割といい関係を築けるんじゃないかという気がしてきた。選手の方も選手としては凄かったキーンの話は聞きたいだろうし。

一番上の写真はアイリッシュタイムズの一面で使われたもの。さすがに一面はオニール監督が主役っぽい写真を持ってきました。2 枚目の写真はスポーツ面のトップの写真。こっちはなんかオニールさんの脇役っぽさが半端ない(笑)。
アイルランド先発メンバー:
Westwood (Sunderland); Coleman (Everton), O'Shea (Sunderland), Wilson (Stoke), Ward (Brighton), McGeady (Spartak Moscow), McCarthy (Everton), Whelan (Stoke), McClean (Wigan), Hoolahan (Norwich), Keane (LA GalaxyCeltic)
サブ: A. Reid (Nottingham Forest) for McGeady (72), Walters (Stoke) for Keane (72), Long (WBA) for Hoolahan (73), Doyle (Wolves) for McCarthty (80), Stokes (Celtic) for McClean (80)
Westwood (Sunderland); Coleman (Everton), O'Shea (Sunderland), Wilson (Stoke), Ward (Brighton), McGeady (Spartak Moscow), McCarthy (Everton), Whelan (Stoke), McClean (Wigan), Hoolahan (Norwich), Keane (LA GalaxyCeltic)
サブ: A. Reid (Nottingham Forest) for McGeady (72), Walters (Stoke) for Keane (72), Long (WBA) for Hoolahan (73), Doyle (Wolves) for McCarthty (80), Stokes (Celtic) for McClean (80)
得点: Keane (22), McGeady (67), Long (79)