たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

ストリート・ピアノとダブリンのバスキング

大阪の南港ATC (アジア太平洋トレードセンター) という施設内に goo-note というレストランがあって、この店がストリート・ピアノと称して店内にグランド・ピアノを設置しています。こちらのお店がこのストリート・ピアノの使い方についてこんなツイートをして炎上しています。

 

[魚拓]

 

ざっくりいうと、あんまり下手な人はご遠慮くださいということなんですが、たぶん文面がキツかったこともあって炎上になってしまったのではないかと思います。このツイートに反論している人たちは、ストリート・ピアノって音楽を身近に感じてもらうためのもので、誰が弾いたっていいじゃないか、と主張しています。それもごもっとも。こちらの南港ストリート・ピアノはお店の中に舞台のようなものの上にあるので、もともとお店の方としてはアマチュアで人に演奏を聴いてほしいような人に発表の機会を与えるというような意図だったのかもしれません。はたしてそれはストリート・ピアノといえるのか、ということだと思います。

 

南港ストリートピアノの担当者は「多くのクレームが入っ」たと書いてるんですが、これ、私は店のお客さんからというよりも、近隣のお店から入ったんじゃないかと思うんですね。

 

ダブリンはもともとバスキング (路上パフォーマンス) で有名なんですが、10年ほど前にライセンスを取らなければ路上パフォーマンスができなくなったんですね。お店からの苦情が大きな原因の1つだったと記憶しています。下手な演奏をしてても通行人なら立ち去ればいいだけですけど、お店の人は逃げ場がないですから。 

 

昔、仕事で客先の事務所にいって1日作業したことがあったんですが、そこは商店街のそばで、アコーディオン弾きが近くの路上に毎日来て3曲ぐらいを延々繰り返すので、事務所の人は頭がおかしくなりそうと言っていっていました。そのアコーディオン弾きはそんなに下手なわけではなかったですが。

 

ダブリンの路上パフォーマンスに関するレギュレーションはこちらライセンス料は1年間€30 (アンプ使用の場合+€60)、短期(2週間)は€10 (同+€20)。制限時間は基本2時間ですが、グラフトン・ストリートなどでは1時間。新規の場合は6週間の仮免期間あります (おそらく演奏が水準以下だとライセンスはもらえないのでしょう)。

 

ダブリンだと長距離列車が発着するヒューストン駅の待合室にストリーと・ピアノがあります (今もあると思います)。数年前に私がコーク行きの列車を待ってたときは上手な人が落ち着いたBGM風の曲を弾いてくれていました。そういった演奏だったらいいですけど、あの場所で初心者の方に練習されたりするとちょっときついかなと思います。人が滞留する場所は弾く人の方にもある程度の配慮が求められるかもしれません。


個人的な気持ちでいうと、私はストリート・ピアノで YoutubeTikTok の動画を撮ったり、有名人がサプライズで来て弾いて人だかりができる、なんてのはあまり好きではありません。それは「ストリート」というより「舞台」になってる気がして抵抗があります。

 

 

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