アイルランドの「犬のフンの後始末をしましょう」啓発看板の写真を 101 枚集めて動画にするプロジェクト、ついに完成しました。
32のすべてのカウンティから看板の写真を集めることができました。北はドニゴールのマリン (Malin) から南はコークのアイリーズ (Eyeries) まで。西はゴルウェーのリーナーン (Leenane) から東はラウズのカーリングフォード (Carlingford) まで。今回の動画に含めた写真で最古のものは2022年3月に撮影したものなので、3年かかったことになります。
どうしてこういう動画を作ったかというと、まず最初に言っておかないといけないのは、公衆衛生は大事だということです。犬のフンには犬回虫 (トキソカラ・カニス) という寄生虫が含まれている可能性があり、トキソカラ症という寄生虫病の原因となります。犬のフンの後始末はちゃんとしましょう。
また、単純に看板がおもしろいというのもあります。説教風や命令風の看板では人は耳を傾けてくれませんので、担当者は知恵を絞ってユーモアあふれる文言を考え、かわいらしい絵を採用しています。そのへんの創意工夫ぶりを鑑賞するのも楽しいです。
あとまあぶっちゃけ言うと、なんといってもウンコなんですよ。大人になって人前でウンコの話なんか普通はできないわけですけど、公衆衛生という大義名分があれば大手を振って白昼堂々ウンコの話ができるわけですね。皆さんも幼かった頃を思い出して、ウンコについて熱く語りましょう。公衆衛生のためですから。
こちらは犬回虫やトキソカラ症に言及した看板。

アイルランド語の看板ももちろんあります。

障害を持つ方の迷惑にもなるということをアピールする看板。

典型的なピクトグラムの看板。右側のメイヨーのはバイリンガル。

(おそらく) 子供が描いた絵を採用したもの。

私が一番大胆だと思ったのはこちら。スライゴーの役所が掲出したもの。こんなに大きなウンコが描かれた看板を採用するのは相当な度胸がいったと思います。お役所の方々が真面目な顔して会議室で議論していたかと思うと笑みがこぼれてしまいます。
