アイルランドはバクーでアゼルバイジャンと戦い、3-0で快勝しました。スティーヴン・ケニー監督になってから公式戦初勝利です。
1点目は7分。マクレーンから中央でパスを受けたロビンソンが、ペナルティ・エリアのすぐ外側からミドル・シュートを決めました。2点目もロビンソン。39分にホーガンからパスを受け、またペナルティ・エリアの外からシュート。相手ディフェンダーにあたってボールはゴールに吸い込まれました。
終了間際にはコーナーキックからオグベネがヘッドで決めてダメ押し。オグベネはアイルランド代表として初得点です。
この試合で2得点したカラム・ロビンソンは、この試合の前にサッカー以外のことでちょっと話題になっていたんですね。それは、コロナのワクチンを接種していないとカミングアウトしたこと。
アイルランドの代表チームにも接種していない選手は何人かいるようなんですが、カミングアウトしたのは彼が初めて。というか、イングランドでプレイするプロ・サッカー選手として初めてだそうです。
これは大きな議論を呼びまして、もちろん一方ではワクチンを接種しないのは無責任だという意見があります。ロビンソンは既に2回コロナにかかっていて、2回目のときはそのせいで9月の対ポルトガル戦に出られなかったんですね。それから、他のチームメートやスタッフに感染させるというリスクもあります。特にケニー監督は心臓発作を一回やっているので、高リスクの人なんですよね。
しかし、アイルランド・サッカー協会はワクチンを受けるかどうかは個人の判断にまかせる、としています。これもまあ当然のことでしょう。
どうも、サッカー選手の間で、ワクチンうつとプレイに影響出るぞ (男性ホルモン的な意味で) という噂が広まっているみたいで、イングランドのクラブの中には選手にワクチンを打たせるのに苦労しているところも多いようです。
他球場の結果は、ルクセンブルク0 – 1セルビア。ポルトガルはお休み。
アイルランドの次の試合は 10 月 12 日の親善試合対カタール戦@ダブリンです。
アイルランド: Bazunu; Omobamidele, Duffy, Egan; Doherty, Cullen (Hourihane 91), Hendrick, McClean; Robinson, Horgan (McGrath h-t); Idah (Ogbene 58)
得点: ロビンソン (7, 39)、オグベネ (90)