ケリー/コークの一泊旅行の宿泊地はコークのグレンガリフ (Glengarriff) という町でした。最初はバントリー (Bantry) に泊まろうと思って予約サイトで検索したのですが、その手前のグレンガリフにいい感じのホテルがあったのでそこにしました。一人旅で手ごろな宿を見つけるのはけっこうやっかいです。
エクルス・ホテル (Eccles Hotel and Spa) という名前のホテル。1745年の開業だそうです。シーズンが始まったばかりであり、平日ということもあってか、朝食付きで1泊105ユーロとお手頃な価格でした。

グレンガリフはベラ半島 (Beara Peninsula) の付け根にあって半島観光の拠点となるほか、すぐ近くのガーニッシュ島 (Gurnish) に船でわたってイタリアン・ガーデンやマーテルロー・タワーを見学したり、深い森を散策したり、ゴルフをしたりすることができます。
しかし、私にとってのグレンガリフは、絵葉書に描かれた印象的な壁画がある場所です。壁画といってもパブの壁に描かれた広告看板のようなものですが。その絵葉書というのがこちら。

単なる絵のように見えますが、これは壁画を大写しにしたもの。裏面の説明には「Sign on wall in Glengarriff Co, Cork」と書いてあります。アイルランドの絵葉書の定番、Real Ireland 社のもの。私が持っているのは使用済みのものなのですが、差出人が日付を書いていて、それによって1983年のものであることがわかります。
そして、この壁画がほぼそのまま (おそらく何度ものメンテナンスを経て) 残っているんですね。私が今回現地で撮った写真がこちら。

変わっているのは「Irish Coffee」の「Irish」の文字の色だけのようです。最初に描かれてから少なくとも50年は経つわけですから、もうこの町にはなくてはならない記念碑のようなものになっているのかもしれません。私も絵葉書でだけ慣れ親しんでいたアイコンを実際に見ることができて満足でした。