たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

2018 年に見た映画 (10 - 12 月)

 
イメージ 1

Widows (2018 年、アメリカ/イギリス)
邦題: 妻たちの落とし前
10/6 at Light House Cinema
監督: Steve McQueen
出演: Viola Davis, Michelle Rodriguez, Elizabeth Debicki, Cynthia Erivo, Colin Farrell, Liam Neeson
現代のシカゴが舞台。犯罪集団の企んだ強盗事件が失敗。 彼らが乗った車は警察に待ち伏せされて炎上。犯人の妻たちがギャングから弁償するように脅され、彼女たちが協力して、国会議員候補の家から大金を盗もうとする。サウナで相談するシーンとか、男性がやりそうなシーンを女性で置き換えたのはおもしろい。筋書きも入り組んでて面白かった。邦題はうまい。

 

イメージ 2

Red Pill (2016 年、アメリカ)
10/13 DVD
監督: Cassie Jaye
出演:
男性権利運動家をテーマにしたドキュメンタリー。若いフェミニストの女性監督が男性権利運動家の話を聞いていくうちに、自分の考えが徐々に変わっていくのに気付く。Red Pill っていうのは、映画「マトリックス」で、赤い錠剤を飲んで真実に覚醒するか、青い錠剤を飲んでそのまま夢の世界で過ごすかという選択を迫られたときのあれ。1つ興味深かった話は、アフリカで学校がテロリストに襲撃されて女生徒が数百人単位で奴隷にされたという有名な話だが、実はその前にもテロリストは何度が学校を襲うことをやっていて、そのときは男子生徒だけ殺して女生徒は説教だけして家に返したりということをしていたらしい。ある女性の男性権利運動家の考える仮説では、テロリストたちは男子を殺しても西側ではほとんど話題にならないので最終的に女生徒を襲ったのではないか、と。日本でもときどき上映会をやってるはず。

 

イメージ 3

A Star is Born (2018 年、アメリカ)
邦題: アリー/ スター誕生
10/14 at Light House Cinema
監督: Bradley Cooper
出演: Bradley Cooper, Lady Gaga
レディー・ガガのファンだったわけじゃないけど、この人やっぱ歌うまいね。

 

イメージ 4

The Meeting (2018 年、アイルランド)
10/18 at Light House Cinema
監督: Alan Gilsenan
出演: Terry O'Neill
アイルランドでは修復的司法(犯罪の加害者、被害者、地域社会が話し合うことで、関係者の肉体的・精神的・経済的な損失の修復を図る手法)の一環として、犯罪者と被害者が判決後にミーティングを持つことがある(双方が合意すれば)。性犯罪の被害者となった女性と犯人が双方の後見人と進行役と共に会議室で会い、話し合う。実際のミーティングの再現ドラマなのだが、女性は実際の被害者が本人を演じる。

 

イメージ 5

Rosie (2016 年、アイルランド/イギリス)
10/24 at Light House Cinema
監督: Paddy Breathnach
出演: Sarah Greene, Moe Dunford
ロディ・ドイルが脚本。住宅が足りなくて家賃が上がっているダブリン。大家が家を売ると言うことで借家を追い出された6人家族。公的補助を受けてホテルに泊まるのだが、そのホテルが予約できない。車で移動。レストランの洗面所で歯磨き。普通の一家が突然ホームレスのようになってしまう恐ろしさ。助演のモー・ダンフォードは最近アイルランドの映画に良く出てくる。

 

イメージ 6

Katie (2018 年、アイルランド)
10/31 at Light House Cinema
監督: Ross Whitaker
出演: Katie Taylor
五輪で金メダルを獲るなどアマチュアで圧倒的な戦績を残した後、プロに転向したアイルランドの女性ボクサー、ケイティー・テイラーのドキュメンタリー。

 

イメージ 7

Wildlife (2018 年、アメリカ)
11/25 at Irish Film Centre
監督: Paul Dano
出演: Carey Mulligan, Jake Gyllenhaal, Ed Oxenbould, Bill Camp
1960年代モンタナ。仕事をクビになったゴルフのレッスン・プロ。妻はスイミングスクールの講師として、一人息子は写真館の助手として働きはじめる。失職でプライドの傷ついた彼は、それを取り戻すために、数か月も帰ってこれない山火事の消火隊に加わる。そこから、一家のバランスは微妙に崩れ始め。。。

 

イメージ 8

万引き家族 (2018 年、日本)
11/25 at Irish Film Centre
監督: 是枝裕和
出演: リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、城桧吏、佐々木みゆ、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林
カンヌグランプリ受賞作。私は彼の作品が結構すきで、良く見てるのだが、今回のは最近の中でも最も良かったのではないか。私は貧乏くさい映画好きなので。ケン・ローチとか。でも、是枝さん、インタビューすると、社会正義に目覚めたばかりの中学生みたいなことしかいわないんだな。

 

イメージ 9

Bohemian Rhapsody (2018 年、アメリカ/イギリス)
邦題: ボヘミアン・ラプソディ
11/28 at Cineworld
監督: Bryan Singer
出演: Rami Malek, Lucy Boynton, Gwilym Lee, Ben Hardy, Joe Mazzello, Aidan Gillen, Tom Hollander, Mike Myers
3Dでの上映が終わってたので2Dで見た。私は特にクイーンのファンというわけではなかったのだが、映画は面白かった。ボブ・ゲルドフ役で出てた人、アイルランドの若手俳優なんだけど、モノマネ演技、けっこうハマってた。

 

イメージ 10

The Old Man & the Gun (2018 年、アメリカ)
邦題: ジ・オールドマン・アンド・ザ・ガン
11/30 at Light House Cinema
監督: David Lowery
出演: Robert Redford, Casey Affleck, Danny Glover, Tika Sumpter, Tom Waits, Sissy Spacek
ロバート・レッドフォードの引退作。実在の連続銀行強盗犯&脱獄アーチストをモデルにした映画。犯罪映画で名を上げたレッドフォードにふさわしい幕引きでした。

 

イメージ 11

Fahrenheit 11/9 (2018 年、アメリカ)
邦題: 華氏119
12/31 at 横浜しねまりん
監督: Michael Moore
出演:
トランプ批判の映画みたいに言われてて、それはその通りなんだけど、オバマとか民主党の一部も厳しく批判している。