ネコを飼うのって、思ったよりも全然手間がかからないのですよね。
朝と夜にご飯をあげて、夜にトイレの掃除をするだけです。毛が抜けるので掃除はマメにしないといけませんが。
モリーさんが好むキャット・フードはウェットではなくドライ・タイプです。最初はテレビで宣伝してて、スーパーに売ってる、ウィスカスっていう大衆ブランドのを買ってきてたんです。下の写真の右のやつです。
2Kg で 6 ユーロ (800 円ぐらい)。これで 1 か月ぐらい持つんで、お金もかからないなあ、なんて思っていました。
モリーさんがウチに来たのはちょっと経緯があって、それまでは地域ネコみたいな感じでアパートの中庭にしばらくいたんですね。そのときにメインで世話をしていたのが、近所のポーランド人の女の子だったんですね。エサはみんなであげてたんですが、彼女がモリーさんを獣医さんに連れて行って避妊手術やワクチン接種を受けさせたの。モリーの名前を付けたのも彼女です。
彼女は動物好きで、モリーさんもたぶん引き取ろうとしたと思うんだけど、彼女のウチには犬がいて、その犬がモリーさんとうまくいかなかったみたい。それで、冬が来て、外は寒いねっていう話になって、私のところに来たのです。
で、その彼女が、ペットフードはカナガン (Canagan) っていうブランドのがいいっていうんですよ。上の写真の左側。もちろん、カナガンにしろ、とは言わないんだけど、どうしてもカナガンにしてほしそうなの。
まあメインで世話していてくれていた彼女の言うことなので、ペットショップに行って買ったら、1.5 キロで 22 ユーロもしたんですよ。ウィスカスの約 5 倍です。グルメ・ペットフードですね。
上の写真はスコティッシュ・サーモン (ペット・フードで産地特定してるのなんてあります?) ですが、あと 2 種類あります。
フリーラン・チキン (放し飼いの鶏) とカントリー・ゲーム (猟で取る田舎の動物、具体的には鴨と鹿) ですね。いま流行りのジビエ料理でしょうか。
高い分、栄養もいいらしいので、おいしいもの食べて長生きしてほしいと思います。
日本に帰ったときに、コンビニでいろんなキャットフードをみかけて、煮干しやらイカやらかつおぶしやら買ってきたのですが、モリーさんは匂いだけかいですぐに興味をなくしました。