2 つ目のオークション会社ですが、ダンレアリのちょっと南、サンディーコーブにありますバックリーです。建物自体がレンガ造りで趣があります。
Buckley Galleries と書いてありますので、昔はギャラリーを兼ねた美術オークションもやってたのかもしれませんが、今はコンテンツ・オークションしかやってないようです。
ここはウチからちょっと遠いので、何回かしか行ったことがありません。あと、落札すると、オークションが終わるまで待ってるか、次の日に改めて取りにいかないといけなくなるので、実際に何かを購入したこともありません。
ここは、毎週水曜日が 1 日中ビューイングで、木曜の午後 2 時からオークションが始まります。前回ご紹介した Herman & Wilkinson とは違って、登録しなくてもその場で手を上げれば入札できます。落札したら、その場で名前 (姓) を競売人に告げます。
Herman & Wilkinson も Buckley も、1 日に出品される点数は数百、多いときは1000 近くに上ります。1 時間に 100 点ぐらいの速度で競りは進むのですが、それでも凄い時間がかかります。
ですので、ビューイングで品定めして、最高入札額を書いて係りの人に渡しとくと、オークション当日に行かなくても、係りの人が代わりに入札してくれます。 Herman & Wilkinsonでは、私はだいたいそうしています。たぶん、Buckley でもやってくれるはず。
オークションで品物を買いに来る人は、家具を揃えるために一般の人もいますし、転売や自分の店で売る目的で業者の人もきます。一般の人は、お店で買うよりは安く買えればいいので、業者の人よりは高い値段で買いますし、一般の人が興味のない品物は、業者が安めの値段で買って転売すると。そうして、ほとんどの品物に買い手がついて、割と簡単にお金に変えることができるというわけです。オンラインオークションとかに自分で出品すると、入札希望者の問い合わせの対応とか、発送とか、けっこう面倒くさいですから。
オークションで落札された品物が、次の日曜の蚤の市に並んでた、なんてこともよくあります。
オークションの話は次回も続きます。
