5 月はえっちな日本映画を 2 本観ました。
愛の渦 (2014 年、日本)
at 横浜ニューテアトル
監督: 三浦大輔
出演: 池松壮亮、門脇麦
岸田國士戯曲賞を受賞した三浦大輔の舞台用脚本を彼自身が監督として映画化した作品です。裏風俗の乱交パーティーに集まった 10 人の男女の身も蓋もない会話とセックス。滝藤賢一、新井浩文、柄本時生あたりの脇役陣も渋めに豪華です。テレビ局がバックについてガンガン宣伝しているような映画もいいですが、この「愛の渦」みたいな映画が撮れるんなら、まだまだ日本映画も元気あるといっていいんじゃないでしょうか。
花と蛇 ZERO (2014 年、日本)
at 横浜ニューテアトル
監督: 橋本一
出演: 天乃舞衣子、濱田のり子、桜木梨奈
おなじみ、団鬼六原作の「花と蛇」シリーズの最新作です。今回の遠山静子役は元セイントフォーの濱田のり子さんです。ただし、今回の主役はどっちかというと秘密 SM クラブを追いこんでいく女刑事の方ですが。SM 映画なのにムダに脚本が凝ってたのが良かったです。3 人の女性主人公のうち、1 人は積極的にそういう行為を楽しむキャラっていうのも、やっぱりフェミニズムに配慮してのことなんでしょうか。いいと思います。
