Blue Jasmine (2013 年、アメリカ)
10/02 at Light House Cinema
監督: Woody Allen
出演: Cate Blanchett, Sally Hawkins
ウッディー・アレン監督の新作。羽振りのいい暮らしをしてたんだけど、旦那さんが投資詐欺で逮捕されて、一気に一文無しになったジャスミン (ケイト・ブランシェット)が妹 (サリー・フィールド)の家に転がりこんでくる。妹といっても2人とも養子なので血のつながりがなく、性格もまったく違う。妹の方はワーキングクラスでごたごたはあるんだけど人生楽しんでる。ジャスミンはお金のない生活にアジャストできなくてがだんだん壊れていく。お金持ちからお金をとっちゃうと薄っぺらい人生になっちゃうよねっていう、ステレオタイプな話っちゃーそうなんですが、安心して見てられるコメディーです。
The Irish Pub (2013 年、アイルランド)
10/05 at Light House Cinema
監督: Alex Fegan
出演: アイリッシュパブのオーナーの皆さん
15 軒ぐらいのアイルランドのパブのオーナーにインタビューして、それをつなげただけの映画なんだけど、面白いです。大成功した『His & Hers』の影響は監督自身も認めていた。パブはかつては人々の生活になくてはならない一部だったんだけど、最近はそういう感じでもなくなりつつある。そんな中で、いややっぱり家飲みじゃなくてパブに飲みにいこうぜという気にさせてくれる映画。
The Fifth Estate (2013 年、アメリカ)
10/05 at Light House Cinema
監督: Bill Condon
出演: Benedict Cumberbatch, Daniel Brühl
またまたWikileaksを題材にした映画。これはドキュメンタリーではなくて、いちおうドラマ。アサンジのかつての右腕で、今は喧嘩別れしてしまったダニエル・シュミットの本が原作なので、いちおう現実に基づいている。いちおう、というのはシュミットのバージョンの現実という意味で。アサンジがそんなに悪く描かれているわけでもないですけど。アサンジはやっぱ型破りな人ですね。
Le Week-End (2013 年、イギリス)
10/05 at Light House Cinema
監督: Roger Michell
出演: Jim Broadbent, Lindsay Duncan, Jeff Goldblum
仲のぎくしゃくしている 60歳くらいのイギリス人夫婦 (ブロードベントとダンカン) が、関係を改善できればいいな、なんて考えながら、30年前に新婚旅行で訪れたパリに週末旅行にやってきます。旦那さんの方は大学の講師の職をクビになったばかり。もちろん物事はうまく進まず、溝は深まっていくばかりなんだけど、たまたま彼のかつての教え子でアメリカ人のニック (ゴールドブラム) に出くわして、パーティーに招待される。調子いいんだか真面目なんだか正体のつかめないこの男をゴールドブラムが怪演。年取るといろいろつらいことあるよね、と感じるか、年取ってもいろいろいいことあるよね、と感じるかは見る人次第。脚本は「マイ・ビューティフル・ランドレット」のハニフ・クレイシ。なんかよくわからないけど、リンゼイ・ダンカンがすごくかわいいです。
