3 月 22 日 (金) にストックホルムのフレンズ・アリーナで行われたワールドカップ予選の第 4 戦、スウェーデン対アイルランドは、0 対 0 の引き分けに終わりました。
アウェイで引き分けたという結果もそうなんですが、内容もよくて、アイルランドにとっては実りの多い試合でした。イブラヒモビッチも完璧に押さえたし、チャンスはアイルランドの方が多いくらいでした。
試合前に議論になったのはやはりセントラル・ミッドフィールダーの人選です。おなじみのグレン・ウィーランは順当としても、そのパートナーとしてトラパットーに監督が選んだのはポール・グリーンっていう典型的な「水を運ぶ人」タイプの選手。
アイルランドにはジェームズ・マッカーシーっていう若手売り出し中のクリエィティブな選手がいて、評論家含めて「なんでマッカーシーじゃないのよ」とみんなで大合唱していた。
そしたら、試合直前になってウィーランが踵のケガで欠場。グリーンとマッカーシーのコンビで試合に臨んだのだったが、マッカーシーが随所にいいプレーを見せて、マン・オブ・ザ・マッチを獲得した。
また、FW は 2 トップというよりも、ロングがトップに張って、キーンがその後ろに控えるという形。キーンもいいプレーをしていたのだが、さすがの彼も 32 歳ということで 75 分くらいで交替。守りに入るのかと思いきや、代わりに出てきたのが攻撃的なフーラハンだったのは新鮮な驚きでありました。
これで C 組は、ドイツが勝ち点 13 でトップ。スウェーデンが勝ち点 8、オーストリアとアイルランドが勝ち点 7 で追っています (ドイツだけ 5 試合消化、他の 3 カ国は 4 試合消化)。プレーオフ出場を賭けた 2 位争いは予断を許しません。
他球場の結果は カザフスタン 0-3 ドイツ、オーストリア 6-0 フェロー諸島。
アイルランドの次の試合は 3 月 26 日の対オーストリア (@ダブリン)
アイルランド先発メンバー:
Forde (Milwall); Coleman (Everton), O'Shea (Sunderland), Clark (Aston Villa), Wilson (Stoke); Walters (Stoke), McCarthy (Wigan), Green (Leeds), McLean (Sunderland) Long (WBA), Keane (LA Galaxy)
Forde (Milwall); Coleman (Everton), O'Shea (Sunderland), Clark (Aston Villa), Wilson (Stoke); Walters (Stoke), McCarthy (Wigan), Green (Leeds), McLean (Sunderland) Long (WBA), Keane (LA Galaxy)
サブ:
Hoolahan (Norwich) for Keane (76 mins), Keogh (Milwall) for McLean (83mins), Sammon (Derby) for Long (87 mins),
Hoolahan (Norwich) for Keane (76 mins), Keogh (Milwall) for McLean (83mins), Sammon (Derby) for Long (87 mins),
写真はアイリッシュタイムズ紙から。左がマッカーシー、右がマクレーン。