たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

カメを探しています

久々のアイリッシュ・タイムズ紙一面下の動物ネタです。

 

イメージ 1

ダブリンのラスガー地区のお家からペットのカメが逃げ出しました。1970年代の始め頃からイーガンさんというご家庭の庭で飼われていたそうで、年齢は100歳とか。名前はフロレンタイン。

 

カメが行方不明になっているのに気付いたイーガン家は、すぐにソーシャル・ネットワークを使って捜索を開始。数時間後には Twitter でトレンドワードとなり、ハッシュタグ #rathgartortoise には、フロレンタイン君の安全を祈る声と、カメに関するダジャレとジョークが数多く寄せられました。

 

テレニュア警察署にも直ちに届けが出されたほか、イーガン家は近所に探し亀のポスターを貼るなどして懸命の捜索を続けています。

 

飼い主のクリオナ・イーガンさんは、アイリッシュ・タイムズ紙の取材にこう答えています。「フロレンタインが死んではいないことを私は確信しています。もし車に轢かれて死んだのなら、証拠がその辺に散らばっているでしょうから」

 

クリオナさんによれば、カメはあっという間にいなくなったそうです。あっという間? そんなはずはないでしょう?

 

「いやほんとです。特に温かくて太陽がでているときには彼はかなり素早く動き回ります。ソーラーパワーで動いているんじゃないかって、いつも言ってたんですよ」

 

イーガン家は心配はしているものの、時間はたっぷりあると楽観しています。フロレンタイン君はかなり長い間食事なしでも大丈夫だからです。ちなみに彼の好物はレタスです。

 

とかなんとか言ってるうちに、#rathgartortoise をチェックしてみたら、フロレンタイン君は無事に発見され、イーガン家と喜びの再会を果たしたとか。#rathgartortoisereturns というハッシュタグも設けられていて、喜びの声がアイルランドの津々浦々から届いているようです。

 

この記事のタイトルは「Shell-shocked family hunts for runaway 100-year-old tortoise」。カメだから、「驚いた」の shell-shocked と「甲羅」の shell を掛けているわけですね。

 

この種のカメは 177 歳まで生きた記録があるそうです。末永くお幸せに。


www.irishtimes.com


写真はフロレンタイン君。アイリッシュ・タイムズ紙から。