ハーペニー橋を北に渡ったところに、Pravda というパブというかナイトクラブがありました。こういうナイトクラブにもなるような大きいパブは、バブル時代はスーパーパブと呼ばれていました。こういうところは、なんかテーマがあって、そのテーマに沿った内装になってたりしました。Buda パブっていう仏教テーマのパブもあったらしいんだけど、Pravda は名前からもわかるとおり、共産主義テーマのパブでした。ロシア構造主義のポスターが飾ってあるとか、そんな感じだったと思います。
バブルが終わって、Pravda も店を閉じ、今は The Grand Social っていう名前のライブハウスっていうかイベント会場になっています。それで、毎週土曜日はここでフリー・マーケットが開かれます。
クラフトワーク、アクセサリー、洋服、CD、本、カップケーキなんかを売っています。おしゃれさんの集まる蚤の市といった感じです。
私はポストカードを一枚買いました。フォトグラファーが自分で撮った写真を使って手作りしたもの。アイルランドを題材にいろんな写真がありました。私が買ったのは牛の顔を大写しにしたものです。田舎テーマはアイルランド絵葉書の定番なのです。
