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クリケット W 杯: アイルランド 329 – 327 イングランド

今、クリケットのワールドカップがインドで行われてるらしいんですけど、おとといですか、アイルランドがイングランドに勝って大騒ぎになりました。ほとんどのアイルランド人はルール知らないと思うんですけどね。

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クリケットは野球の原型とも言われていて、ボウラー (野球でいうピッチャー) がボールを投げてバッターが打つっていうゲームです。フライを取られるか、バッターの後ろにある 3 本の柱にボールが当たるかするとバッターはアウト。10 人アウトになったら攻守交代です。

本来のクリケットは 4 日くらいかけて 1 試合するんだけど、ワールドカップだとそうもいかないっていうことで、1 日で終わるルールになってます。ボウラーが 300 球投げるか、バッターが 10 人アウトになったところでイニングの終わり。1 回攻撃して 1 回守備したら試合終了です。

この試合はイングランドの先攻で 327 点とった。私もよく知らないんだけど、これはけっこう高得点。とにかく、これまでのワールドカップでこの点差を逆転されたことはないらしい。

アイルランドの攻撃が始まる。最初のバッターはポーターフィールド主将。1 球目でアウト。Betfair (オンライン賭博契約取引所、日本語にするとものすごく非合法っぽいけど合法です) では、この時点でアイルランドの勝つ確率が 1201 倍になっていたそうです。つまり 1000 円突っ込んでたら 120 万円ほどになってました。

5 人まで簡単にアウトになって、みんな、やっぱりだめだよなーと思ってたら、6 番バッターのケビン・オブライエン選手が凄かった。1 人で 113 点をたたき出した。100 点取ること自体、センチュリーと呼ばれてすごいことなんだけど、50 球で 100 点っていうのはワールドカップ史上最速らしい。

最後は 295 球目に勝負がついたんだけど、決勝打を打ったムーニー選手:「私のレイ・ハウトン的瞬間」。レイ・ハウトンは元サッカー選手で、1988 年のヨーロッパ選手権でイングランド相手に決勝点を決めた人。

クリケットってアイルランドではプレーしてる人は少ないです。ラグビーと同じで、私立学校にでも通ってないと、やる機会はないんじゃないかな。私たちがソフトボールの練習してる横にクリケットのピッチがあって試合してるんだけど、半分ぐらいは南アジア系の人だったりする。それで、残りの半分はイングランドやオーストラリアから移住してきた人かもしれないけど、さすがにそんなことはないか。

だから、今回の勝利はほんとうに番狂わせ。夕方のニュース番組でキャスターやっているブライアン・ドブソンさん:「これは、ハーリングでイングランドがアイルランドに勝つようなものです」。これほどアイルランド人には分かりやすくて、アイルランド人以外にはまったく伝わらない説明もないですね。