この間、サウス・ジョージ・ストリートのダンズ・ストアに行ったら、大きな箱に入ったタノックスのティーケーキを売っていた。
36 個入りで9.99ユーロ。しかも、デザインがレトロでかわいいので、これでＴシャツを作ったらいいんじゃないかと思った。
この大箱は消費者用ではなくて業務用ですね。
駄菓子屋さんとかでこんなふうにお店において、お客さんは1個ずつ買うことができます。その証拠に、1つずつに賞味期限が印字されています。タノックス坊やのカットアウトがかわいいですね。
で、実際にＴシャツ屋を作ってみました。まず、写真屋さんに行ってスキャンしてもらいます。箱ごともっていったらお店のお兄さんも苦笑いして、「箱ごとスキャンできないから、フタだけ切り取ってきてくれ」と。お兄さんもティーケーキのファンらしくて、私が「このデザインでＴシャツを作るんだ」というと、「それはいいアイデアだ。私も1枚ほしいね」と言っていました。
最近は街にＴシャツ屋さんがいっぱいできています。こちらの人はスタッグ・パーティーだ、ヘン・パーティーだと言ってすぐにＴシャツ作るので昔からあったのですが、近頃はタグ・ラグビーとかのスポーツ・チームでユニフォームを作ったりするので繁盛しているようです。うちのソフトボール・クラブでも去年つくりましたが、1枚から作ってくれるので背番号なんかも入れることができます。
これが私が行ったボルトン・ストリートのＴシャツ屋さん。1枚15ユーロです。ILAC センターにもあるけど、そこは20ユーロ以上したから4分の1以下の値段です。店主は移民のおっちゃんでした。私の想像ではたぶんルーマニア人。
ブラザーの機械が店内においてあって、30分もかからないうちに受け取ることができます。
出来上がりはこちら。
これは想像以上の出来栄えでした。スキャンした画像なので、微妙にぼけてるんですけど、それがかえってレトロの質感を生み出していて、いい感じです。
普通にＴシャツ買っても20ユーロぐらいするから、自分でカスタマイズしたＴシャツをほんとに安い値段で作れるようになりましたね。
