たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

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アイリッシュ・セッター

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「赤毛と 18 人の子供たち。アニー・ホリーは、ドイツ人が持つ昔ながらのアイルランド人のステレオタイプの 2 つを体現した」

アイリッシュ・タイムズ紙一面の動物ネタ。ドイツのネヴェリンという町に住んでいるゲルド&マリタ・ホリー夫妻はアニー・ホリーという名前のアイリッシュ・セッターを飼っています。

ゲルト「アニーのお腹がとても大きいので、たぶん6匹か、もしかしたら10匹ぐらい生まれるのかもな、と思っていました。午後 1 時にお産が始まり、14 匹目が出てきた頃には気分が悪くなりましたが、まだまだ終わる気配はありません。全部が出てきたのは翌朝の 5 時でした」

ゲルトさんは、子犬を 3 つの班に分け、4 時間ごとに 1 つの班にアニーの母乳を飲ませ、残り 2 つの班が哺乳瓶からミルクを飲ませているそうです。

動物ネタ記事にはお約束のダジャレもあります。初めてのお産で18人の子どもを産んだアニーにとって、「Now, it’s a dog’s life」であると。Dog’s life は「悲惨な生活」という意味の慣用句で、アニーが子供の世話で忙しいということを言ってるわけです。犬なんですけどね。

あと、ゲルトさんも「Definitely a baptism of fire.」と言っています。Baptism はキリスト教の人が (基本的には生まれたときに) 受ける「洗礼」です。もともと「baptism of fire」っていう言い回しは、兵士が初めての戦火を経験することを言ったみたいですけど、今では「試練の時」ぐらいの意味でも使われます。日本でも、「プロの洗礼を受ける」みたいな言い方しますけど。だから、「生まれてきたこと」と「子犬を育てる試練」をかけて、うまいこと言ってるわけですね。

しかし、写真見ると、子犬がお母さんに群がってるのが微笑ましいです。






http://www.irishtimes.com/newspaper/frontpage/2010/1016/1224281254854.html