掃除機

10年ぶりにウチの掃除機を買い換えました。

この間、漆喰を塗りに職人さんがきて、帰る前に掃除してくれたのはいいんだけど、なんだかいっぱい吸い込みすぎたみたいで、10年前に買ったサンヨーの掃除機がダメになった。吸引力がとても弱くなったのです。袋がいっぱいになったのかと思って、袋を取り変えたけどだめ。やっぱり家庭用の掃除機で、業務用のゴミやほこりを吸い込むのはきついんだと思います。あ、掃除機の袋は North Frederic Streetのパーツ屋さんに各種売ってます。純正品じゃないみたいだけど。

まあ、10年も使ったってことで、新しい掃除機を買うことにしました。ブランチャーズタウンのショッピング・センターまで車をとばして、量販店のCurry’sまで。イースターの日曜で閉まってる店も多かったけど、Curry’sは開いていた。お客さんはとても少ない。

いやー、久しぶりに掃除機売り場を見たんだけど、いまやもう袋を取り変える必要のない (bagless) のシリンダー式の掃除機が主流になりつつありますね。半分以上がこの形式だった。

これって、イギリスのダイソン社が開発した技術ってことでいいでしょうか。2005年でしたか、私、お世話になった方へのお礼ということで、ダイソンの掃除機を日本で買ったことがあります。当時、ダイソンの掃除機って、機能的にも優れてるし、衛生的らしいし、デザインも革新的だしで、大人気でした。でも値段が高くて。10万円近くした記憶がありますが。

で、今日、見てみたら、ダイソンの掃除機って 300 ユーロちょいで買えるんですね。4万円ぐらいですか。安くなったなーと思ったんですが、今、ネットで調べたところ、日本で買うとなるとやっぱりものすごく高いみたいです。

私が今日買ったのは、シリンダー式の一番安いやつです。39.99ユーロ。5000円ぐらい。Carltonっていうブランドでイギリスの会社です。聞いたことないけど。

前の掃除機を買ったのは2000年だったんだけど、当時はバブル真っただ中で、「お金使っちゃっても、また稼げばいいじゃーん」みたいなセンチメントがむんむんの頃で、私も結構いい掃除機を買ったのです。でも200ポンドしなかったと思うんだけど。白物家電の王様、サンヨーの製品で、銀色の未来風 (当時) のデザインだったんです。掃除機の首が異様にフレキシブルなので感動したなー。