(前回の記事はこちら ↓)
えーと、昨日までの郵便ポスト特集で書ききれなかった点をメモ書きで。
まずは、アイルランドの郵便ポスト、のようなもの。
左の写真のようにボックスを背負った郵便ポストや、右の写真のように郵便ポストみたいなんだけど投函口がついてないボックスをよく目にします。
長い間、何に使うのかわからなかったんですが、昨日ご紹介した本によると、取集に使うものではなくて、配達の「ピックアップ・ポイント」だとのこと。
詳しくは書いてないので、ここからは私の想像ですが、まず、地区ごとに仕分けして袋に入れた配達物を車で持ってきてこのボックスに入れる。次に、徒歩または自転車で配達する人がこのボックスでその袋をピックアップして各家庭に配達する、と。
イギリスにも同じシステムがあるみたいですけど、知らない外国人にとってはまったく謎です。なんでこの郵便ポストは郵便入れられへんの、ってなります。
次はこの写真。
手前に立っている四角いのは、料金別納郵便専用の郵便ポストです。もちろん、ビジネス街にしかありません。投函口も夜間金庫風にレバーを手前に引いて郵便物を入れるタイプです。
その後に立ってる郵便ポストはたぶん最も新しいタイプだと思うんですけど、とてもユニークな外観です。単体写真はこれ。
ほとんど装飾のない円柱型。投函口も広く、扉の取っ手も大き目です。極限まで追求された機能美といいましょうか、ミニマリズムの権化と申しましょうか。初めて見たときは味気ないなーと思ったのですが、見慣れてくると可愛く思えてきます。
それから、最後がこの写真。
普通のポストが 2 本並んで立っています。宛先別で分かれているようでもないし。左側のは「P&T」ですからそれほど古くないし、右側のは投函口の大きさからみて、たぶん左側のより新しいでしょう。
1 つじゃ足りないからもう 1 つ隣に置いとこう、っていうノリで 2 本並べたんだと思うんですけど (それ以外の理由が思いつかない)、なんか微笑ましくて好きです。
アイルランドには郵便ポストが全部で 5000 個ぐらいあるそうです。