たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

近所のイベント

土曜日に、近所のリリパット・ストアにサンドイッチを買いに行ったです。そのエリアは住宅地で、車もそんなに通らないから道は基本的に細いんですけど、ストアの前の 30 メートルぐらいの道だけなぜか異様に太くなってるんですね。Sitric Road っていう名前なんですけど。その道でなんか作業が始まってました。舗装道路の上に天然の芝生を敷き、パターゴルフで使うみたいな木製の構造物と植木鉢を配置しようとしてます。

 

その日はそのまま帰ったんですけど、日曜日にもう一回いってみたら、小さな自然遊園地みたいのができてて、子供たちが遊びまわっていました。

 

このイベントについての説明が貼り出してあったので読んでみますと、16 世紀にローマのポポロ広場というのを再構築する際に、当時のローマ教皇であったシクストゥス 5 世は、絵を一切使わずに言葉だけで職人たちに説明し、職人たちは言葉の説明だけに基づいて広場を再構築した、と。それを本で読んだダブリンの建築家のアリ・グレハンさんが今回のイベントを企画したそうです。

 

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すなわちですね、6 歳から 10 歳までのダブリンの子供たちに集まってもらい、1 週間にわたるワークショップを開きまして、子供たちはそこで、市街地で遊ぶための戦略についてブレインストーミングし、民主的に意思決定し、議論したそうです。子供たちは言葉だけで新しい公共空間を描写するにように求められました。彼らの言葉は要約されてダブリン市の工芸家集団に伝えられ、工芸家たちがそれを現実の姿に変えたのが今回のイベントです。

 

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DJ が音楽を流し、自転車修繕ワークショップ (壊れた自転車をもってくと直してくれる)、フェイスペインティング (子供たちの顔に絵を描いてくれる)、マッサージ屋さん、家庭有機菜園でとれた野菜を売るお店などが出ていました。子供たちはほんとに楽しそうに遊んでいました。今回のイベントは 1 日限りですが、構造物なんかはモジュラー式なので、またどっか別のところにもっていって同じイベントをすることが可能だそうです。

 

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(自転車修繕ワークショップ)