たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

アイルランドで食べる日本風のお菓子

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アイルランドでも日本風のお菓子を売っています。おかきとかお煎餅の類ですね。もちろんアジア食料品店に行くと、亀田製菓とかの純正の日本のお菓子も買えますが、普通のスーパーにもこちらの会社が作ったおかきが置かれています。

 

私が一番好きなのは、上の写真の左端に映っている「ジャパニーズ・キング・クラッカー」です。日本でもよく見かける豆菓子です。英語ではこの手のお菓子を「King Cracker」というらしいですが、日本語で特にこのお菓子を指す名称ありましたっけ? Epicure (エピキュア) というイギリスの会社が作っているんですが、これは本当においしいです。甘辛い味付けも絶妙ですし、豆を取り巻く衣の食感も硬すぎず柔らかすぎずで最高です。日本で売ってる同種のお菓子と比べても遜色ありません。むしろおいしいぐらい。

 

このメーカーは写真のように他にもいくつかオリエンタルなお菓子を出してるんですが、近所のスーパーに入荷すると、この King Cracker だけがすぐに売り切れます。まあ私が毎日のように買ってしまうのが原因のひとつなんですが。売り切れてしまうと私は堪らずちょっと遠くにある同系列のスーパーにまで買いに行ってしまったりします。そこまで歩くならアジア食料品店で亀田のあられを買った方が近いんですが。

 

写真の真ん中に映っているのは、「タイ・ライス・クラッカー」と書いてありますが、これは日本でいう歌舞伎揚げです。このタイプのお菓子は、こちらではなぜかタイのお菓子ということになっています。実際にタイが発祥で、歌舞伎揚げはそれをまねたものなのかもしれません。その辺はよくわかりません。これもおいしいですが、日本の歌舞伎揚げには負けると思います。ちょっとチリ味が利いています。

 

さて、右端に映っているのが問題の「オリエンタル・ワサビ & セサミ・クラッカー」です。ゴマをまぶした豆菓子をワサビでコーティングしたものです。これは日本では見たことありません。食べてみると、とてもまずいです。一度買って、あまりのまずさに食べきれませんでした。今回は写真を撮るために買ってしまいましたが、お友達に食べてもらってそのまずさを共有したいと思います。

 

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この写真のおかきは、同じ近所のスーパーにいつも置いてあるのでつい買ってしまうやつです。スパイシー味 (Spicy) と普通味 (Plain) がありまして、私はスパイシー味の方が好きです。スパイシー味の方にだけノリ巻きあられが入っているのもポイントが高いです。これはオーストラリアの会社が作っているものですが、味のほうは可もなく不可もなくです。日本だと、田舎の小さな菓子メーカーが、製造中に割れたり、形が不揃いになったお菓子をまとめて安く売ってくれたりしますけれど、そんな趣があります。特別おいしいということでもないんだけど、つい手を伸ばしてしまいます。


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などと、午前中にここまで書いた後、ちーさんが勤め先のレストランでもらった鮭のアラをもって登場。ウミガメさんとともにアラ汁を作ってくれる。
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さっそくなので、上のお菓子を全部開けて食べていただいた。ワサビ・クラッカーについては、そんな言うほどおいしくないわけじゃない、などとおっしゃりながらも、キング・クラッカーが隣にあると、やはりそっちの方にばかり手が伸びてしまうとのこと。私の味覚が正しかったことが実証された。(ということでいいかしら)。アラ汁、おいしかったです。ありがとうございます。今夜もアラ汁、明日もアラ汁、ヒジキと一緒にいただきます。