ブラウンズヒル・ドルメン (Brownshill Dolmen) はカーローの町から東に3kmのところにある支石墓です。正式名称はKernanstown Cromlech (カーマンズタウン環状列石) というらしいのですが、どの観光案内をみてもブラウンズヒル・ドルメンと書かれています。このあたり一帯がブラウン家のエステートだったためこのように呼ばれるようになりました。このドルメンが作られたのは紀元前4000年から3000年ごろ。発掘調査はまだ行われていません。
ブラウンズヒル・ドルメンの特徴はキャップストーン (上に乗っている石) が巨大であることです。150トンあると推定されており、ヨーロッパ最大と言われています。もともとはこの石の構造物は全体が土で覆われていたと考えられています。
このドルメンは車の通る道路から250メートルぐらい離れたところにあるのですが、平原が広がっているので道路からしっかりと見ることができます。駐車場があるのでそこに車を止め、小道を歩いてドルメンのすぐそばまで行くことができます。ツーリスト・オフィスで買ったカーロー観光局発行の絵葉書には、観光客が石に触っているところが写っていましたから、石に触るのも大丈夫のようです (このページの一番下の写真参照)。
以下は、ドルメンを4方向から撮った写真です。
キャップ・ストーンの下のスペース。
ドルメンは道路からはっきりと見えます。
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