この前の月曜日から、イングランドでは飼い猫にマイクロチップを埋め込むことが義務化されたそうですね。飼い主は2024年10月までに処置を済ませる必要があります。マイクロチップを埋め込んでないことが見つかった飼い主は、21日以内に処置を行う必要があります。これを怠った場合は、最大500ポンドの罰金が課されるそうです。
生後20週になる前に埋め込む必要があります。マイクロチップには連絡先が記録され、ペットのデータベースにも登録されるそうです。
イングランドには約900万匹の飼い猫がいると推定されており、そのうち230万匹がチップ未装着だそうです。
マイクロチップ装着の費用は20ポンドから50ポンド。大きさは米粒ほどで、これを皮膚の下に埋め込みます。マイクロチップにはシリアル番号がついており、飼い主はこの番号とともに連絡先をデータベースに登録します。引っ越ししたら、情報をアップデートしておくわけです。
マイクロチップを埋め込むことにより、迷いネコが見つかる可能性が高まるわけです。
飼い犬については、UKでは2016年4月に義務化されており、アイルランドでも同じ年に義務化されています。ただし、アイルランドでは飼い猫についてのマイクロチップ装着はまだ義務化されていません。
犬の場合でいいますと、マイクロチップを装着している犬は、していない犬よりも2倍、飼い主に再開できる可能性が高いそうです。