Slotbox という会社が Google 検索に基づいて、イギリス人が発音に迷う単語ベスト10を発表したのですが、そのうち4つがアイルランド人の女性の名前でしたというお話。
堂々の1位に輝いたのは Aoife。読み方はイーファですかね。意味は Beauty (美)。有名人としてはイーファ・ウォルシュというファッション・モデルがいます。
第2位は Saoirse。読み方はサーシャ。意味は「自由」。有名人には女優のシアーシャ・ローナンがいます(ローナンの場合、日本ではシアーシャという表記で定着しているようです)。
続いて、Niamh (ニーヴ)とSiobhan (シヴォーン)がそれぞれ6位と7位に入りました。
もちろん、読み方のわかりにくいアイルランドの名前というのは他にもあるのですが、有名人がいる、または単純にその名前の人が多いという理由で上記4つがランクインしたのだと思います。
男性名が入っていないのが不思議ですが、たしかに男性名の方がアイルランド語由来の名前の人は少ないようにも思います。
ベスト10に入った他の単語を見てみますと、3位がコロナ関連で Omicron。これは「オマイクロン」でも「オミクロン」でもどちらでもいいようです。4位のウクライナの首都 Kyivは「キーヴ」と発音するようです。日本では「キーウ」でしたっけ。5位はAcai。ブルーベリーに似たブラジル産の果物です。ポルトガル語ではaçaíとつづります。読み方は「アサイー」。「イー」にアクセントがあります。
8位はGyros。ここではギリシャの串料理のこと。「イーロス」と発音します。ジャイロスコープの略のGyroは「ジャイロ」です。9位はベトナム人の姓のNguyen。イギリスでは「ンウィン」と読むんだって。10位はなんと、Schedule。イギリス人もスケジュールと読むかセジュールと読むかで迷うんですね。
アイルランド人の名前については、以前まとめたことがあるので、よろしければご参照ください。