アイルランドにはチャリティ・ショップがいっぱいありますね。私はチャリティ・ショップを見かけると、そして時間があれば、なるべく入るようにしています。私はバッジとかしょうもないものをいろいろ集めているので。
先日もケーペル・ストリートの Irish Cancer Society のショップに入ったところ、ちょっと昔のアイルランドの絵葉書がいっぱい置いてありました。これは宝の山だということで、75枚ほど購入しました。1枚50セントでした。
だいたい1970年代から80年代、または90年代初めぐらいに作られた絵葉書ですね。POSコードが入っているものもあればないものもあります。Webサイトが記載されているものはなく、FAXの番号が記載されています。
アイルランドの二大絵葉書会社は、Real Ireland 社とJohn Hinde社ですが両方の絵葉書があります。
今回驚いたのは、Real Ireland社が「Real Dublin」というロゴでダブリンの絵葉書を発売していたこと。これは初めて見ました。
それから、Real Ireland社が横に長い絵葉書を発行していたのも初めて知りました。John Hinde社がこうしたパノラマ形式の絵葉書を発行していたのは知っていましたが。
今回手に入れた中で一番のお気に入りはJohn Hinde社のUCDの絵葉書です。トリニティ大学はケルトの書があるなど観光地にもなっているので絵葉書がいっぱいありますが、UCDのは初めてみました。まず観光地でない場所の絵葉書というのがいいですし、当時はモダンであったであろう建物が少し古ぼけてしまった絵葉書に納まっているという対比もいいのですね。
チャリティ・ショップの危険なところは、お金を使う言い訳ができるところです。これは慈善団体に寄付することにもなるんだからと散財を正当化できるわけですね。気を付けましょう。