たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

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ジェレミー・クラークソンのブリティッシュ・ジョーク

 

アイルランドとイギリスの仲の良さを示す心温まるエピソードをご紹介します。

 

10年以上前ですが、『トップギア』の公開収録が初めてアイルランドで行われたときのことです。司会のジェレミー・クラークソンがダブリンのRDSに集まった聴衆にむけて、「この国の道路は俺たちが作ったんだよな」と挑発します。普通に考えればこれは「帝国主義時代にイギリスが作ってやったんだよな」と解釈できます。

 

しかし、クラークソンはこう続けます。「いやいや、俺はEU補助金のことを言ってるんだよ」。当時はまだ英国もEUに加盟していたし、アイルランドもお金なくてEUから補助金をもらって道路などのインフラを整備していました。

 

すかさず聴衆の1人が切り返します。「おまえたちの道路もおれたちがつくったんだろ」。つまり、アイルランド人がイギリスに出稼ぎにいって、肉体労働でおまえたちの道路作ってやったんだろ、という意味です。そこでクラークソン含め一同がどっと沸いて会場はあったまり、公開収録はつつがなく終了しましたとさ。めでたしめでたし。

 

 

まあ、しかし、2015年にはロケの夕食にステーキが出なかったという理由で番組のプロデューサーと喧嘩になり、番組をクビになります。そのプロデューサーが実はアイルランド人で、彼によればクラークソンは彼のことを「Lazy Irish Cunt」と呼んだとか。

 

その後、クラークソンは Amazon Prime でいくつか番組を持っているほか、地上波の『Who Wants to Be a Millionaire? 』の司会に抜擢されるなど、今でも第一線のブロードキャスターとして活躍しています。

 

ちなみに私がジェレミー・クラークソンの洗礼を受けたのは、1993年にアイルランドに住み始めてまもなくの頃。新聞の彼のコラムに、「日産とトヨタのどちらを購入するかという選択は、自分の右足と左足のどちらを切断するかという選択である」と書いてあって、目が点になりました。

 

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