私は飲食店に行ったときはだいたい10%ぐらいチップを払いますかね。タクシーに乗ったときは払ったり払わなかったり。散髪などでは払ったことはありません。
さて、アイルランドでは、チップに関する法律が改正されることになりました。最近、一部の飲食店ではお会計のときにサービス料金なるものを要求されるそうです。このサービス料金は事実上断ることはできません。そして、このサービス料金がそのままスタッフのチップになっていないこともあるそうです。雇用主は最低賃金を支払わずにチップで埋め合わせしたりするという場合などがあるそうです。
そこで、今回の法律改正では、お会計時にサービス料金を請求する場合は、その全額をスタッフのチップに回さないといけないということになるそうです。これにより、スタッフが潤うだけでなく、お客さんにとっても自分が払ったチップ・サービス料がどのように使われるのかが透明になるということですね。
コロナになってからカードで払うことが多くなり、小銭でチップを払うことは少なくなりました。そもそも小銭を持っていないからです。ハンドヘルドの支払い端末で最後に”5%”、”10%”、”15%”などのボタンが用意されていて、それを押すということですね。私はだいたい10%を押します。
または、チップ専用の端末が用意されていて、定額で1ユーロ払えるようになっているところもあります。だいたい私は払うようにしています。心なしかウェートレスさんの機嫌がよくなるような気がするので。