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アイルランド人が日常の英語会話でいまでも使うアイルランド語のフレーズ

 

いつも参考にさせていただいている Wolfe Momma さんの Youtube チャンネルの新作動画「アイルランド人が日常の英語会話でいまでも使うアイルランド語のフレーズ」から記事を書いてみました。

 

ほとんどのアイルランド人にとって第一言語は英語となっているわけですが、アイルランド語は学校で習うので、アイルランド人なら少なくともある程度のアイルランド語は理解できます。英語での日常的な会話の中で一般的に使われているフレーズの特集です。

 

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Craic

これは有名ですね。読み方は「クラック」。麻薬の「Crack」と同じ読み方ですが、意味はもちろん違います。「楽しいこと」「楽しいひととき」、そして「ゴシップ」の意味になることもあります。例: There was some craic last night (昨日の夜はとても楽しかった)。 Any Craic? (なんか最近おもしろいことあった?)

 

Sláinte

これも有名。乾杯するときに言います。読み方は「スローンチェ」。もともとの意味は「健康」。

 

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Sin é

英語の「That’s it」の意味。何かのカタが付いたときに使います。かかわっていたプロジェクトが終わったときや、探していたものを見つけたときに「シネイ」といいます。

 

Cupán Tae

「Cup of tea」の意味です。「カッポーンテイ」と読みます。英語と混ぜてつかって、「Do you want a Cupán Tae」などと言います。これは家庭などカジュアルな場所で使う表現で、お店で紅茶を頼むときなどには基本使わないそうです。

 

Bainne & Siúcra

意味は「ミルクと砂糖」です。読み方は「ボンヤ・オーガス・シュクラ」。オーガス (agus) は and の意味です。これも紅茶を出すときに関連して使われたりします。Do you want some bainne in your tea? など。英語で悪態をつくときに Sugar と言ったりすることがありますが (Shit) の代わりとして、Siúcra も悪態をつくときに使われるそうです。

 

Madra

読み方は「モードラ」。意味は「犬」です。この単語の複数形はアイルランド語では Madraí なのですが、英語の中で使われる場合は Madras と英語風の複数形になるそうです。

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Amádon

読み方は「アマドーン」。意味は「ばか」「あほ」です。特に攻撃的でない使い方もありますが、車を運転していて横から無理に入ってきた車に、「このアマドーンが」などと使うこともできます。複数形はやはり s を付けて「amádons」

 

Cén t-am é

「いま何時?」。読み方は「ケイン・トメイ」。この聞き方をしても、答えは英語で返すのが普通だそうです。

 

Leaba

意味は「ベッド」。読みは「ラーバ」。使い方は「I‘m just so tired. I need my leaba」(疲れたので早くベッドに入りたい)など。

 

Teilifís

テレビのこと。読みは「テレフィーシュ」。使い方は「Turn on the Teilifís」(テレビ点けて)など。アイルランドの公共放送の RTE の T は Teilifís です。

 

Slán

これもよく知られていますね。「さよなら」の意味です。読みは「スローン」。もともとの意味は「安全」です。Slán Abhaile (スローン・アゥオリヤ) もよく使われます。意味は「Safe home」(気を付けて家に帰ってね)。英語での別れの挨拶に So long というのがありますが、これは Slán からきているのではないかという説あり。ただし、アフリカーンス語の Solank から来ているという説もあり。

 

Cúla Búla

読み方は「クーラ・ブーラ」。意味は「かっこいい」。つまり、cool です。Wolfe Momma さんも、英語の Cool の韻を踏んだ遊び言葉だと思っていたそうですが、実はアイルランド語スラングだそうです。

 

Scéal

読みは「シュケイル」。意味は「ストーリー」。「What’s the story」の代わりに「What’s the scéal」ということがあります。

 

Plámás

お世辞をいう、おだてる、の意味。読み方は「プロモス」。動詞として使って Plámásing とか Plámásed とか言うことがあります。「Oh, you are just trying to Plámás me」などと言います (何か誉めてくれたけど、その誉め言葉を額面通りに受け取ってないよ、という意味)。

 

Sásta

「満足している」という意味。読みは「ソースタ」。この言葉は、Wolfe Momma さんは1日に1回は使うそうなのですが、他の人が使うのは聞いたことがないそうです。旦那さんに「何か必要なものある」と聞かれたときに「No thanks. I am sásta」などと言うそうです。

 

Geansaí

セーターのこと。読みは「ガンジー」。「Have you seen my blue Geansaí」など。

 

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Bouladh bos

称賛、拍手喝采のこと。読みは「ブーラバス」。たとえば、「Bouladh bos for Conor, everyone. It’s his birthday today」と先生がいうと、クラスのみんなが拍手します。「おめでとう」とか「Well done」の意味でも使います。昇進したという友人に「Bouladh bos for you」とか、「Bouladh bos for these nurses, they are doing great work」などと使います。

 

Mar dhea

読み方は「マーヤー」。強い疑いを表現するときに英語で「as if」ということがありますが、その意味での「as if」の代わりに使うことができます。「1パイントだけ飲みに行ってくるわ」「マーヤー (1パイントで済むわけないだろ)」という風に使います。日本語でいうと「よういうわ」ぐらいでしょうか。

 

Ca bhfuil

読み方は、「コー・ウィル」。Where is の意味です。Where is のところに Ca bhfuil をそのまま挿入して使います。たとえば、電話を探しているときに「Ca bhfuil mo phone?」など。mo は英語の my です。

 

以上です。

 

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