たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

ティーヴァーチャーの朝の散歩

 

去年の年末にキャヴァン県に郵便ポストの動画撮影に行ったとき、道に迷っていい感じの別のポストを見つけた話を書きました。

 

tarafuku10.hatenablog.com

 

それはティーヴァーチャー (Teevurcher) という小さな村なのですが、その村を散歩して一本動画が作れるなということで、先日天気のいい日を見計らって、もう一度撮影にいってきました。

 

f:id:tarafuku10:20220214195655p:plain

 

アイルランド語のつづりは Taobh Urchair なので、読み方はもしかしたらティーヴァーカーまたはティーヴァーハーかもしれません。

 

ティーヴァーチャーはキャヴァン県とミーズ県にまたがる村です。メイン・ストリートは100メートルほど。

 

ミーズ県の方から歩いていくと、まず右側にかわいい教会があります。これはセント・パトリックス教会というカソリックの教会です。

 

f:id:tarafuku10:20220214195638p:plain

 

後ろには風力発電のタービンが見えます。「Teevurcher」で検索すると、この風力発電施設の記事がいくつも出てきます。タービンが全部で5つの小規模なウィンド・ファームです。

 

次に見えてくるのは、ザ・ロイヤル・ブレフィニー (The Royal Breffni) という名前のパブです。 中世のころにキャヴァン県とリートリム県のあたりを支配したKingdom of Breifne という王朝がありました。Breffni は Breifne を英語風につづったものです。

 

f:id:tarafuku10:20220214195614p:plain



ネットで検索してみると、このパブは2018年ごろまで営業していたことは確かなのですが、現在は少なくとも一時的に休業しているようです。コロナの影響なのかどうかはわかりません。

 

大きめのファンクション・ルームも併設されていて、ときどき地方回りのバンドがきて演奏していたようです。ミス・コンテストなども開かれていたようで、このあたりのエンターテイメントの中心地だったのかもしれません。

 

いまは閉店していますが、コンビニエンス・ストアも併設されていたようです。お店の名前の An Siopa はアイルランド語です。英語に直すと The Shop です。店の前には使われなくなった給油機が放置されていました。

 

 

f:id:tarafuku10:20220214195559p:plain

 

そしてこちらが郵便ポスト。

 

f:id:tarafuku10:20220214195544p:plain



 

An Post のロゴが入っていますから、そんなに古いものではないです。An Post (日本の JP にあたる組織) ができたのは 1984 年です。ポストの傾き方、かすかな錆の入り方、杭のペンキの剥げ方などに魅力を感じます。

 

静かな村の様子とその背後にたたずむ真新しい風力タービンが対照的でおもしろいと思いました。

 

できあがった動画はこちらです。

 

www.youtube.com

 

 

アイルランド情報 人気ブログランキング - 海外生活ブログ