ナイトクラブに行くには、入場の1時間前までに電子チケットを購入する必要があるということになりました。
新しい法律ができしだいこの制度を導入すると政府は言っていて、法律は今週の木曜に成立しそう。そうすると、今週の金曜からチケットが必須ということになります。
業界の方はそれでは準備ができないから2週間猶予をほしいと言っています。
また、クラブの外で人が集まることが禁止されるのですが、業界の方では公道を管理することはできないと抗議しています。
チケットが必要とされるのは、客がダンスできるイベントです。ダンスがないのであればライブ音楽のイベントにはチケットは必須ではありません。
また、イベントによっては、夜の浅いうちは音楽が鳴るだけだけど、遅くなってくるとダンスもできるようになることがあるわけです。そうした場合、早いうちからいる客もチケットは要るのか、要るとしたら、客は1回退場する必要があるのか、などの疑問点もあります。
常識的に考えて、木曜に法律ができて、それを金曜から実施しろといわれたのでは、業界が抗議したくなる気持ちもわかります。
「店は長い間休業してきて、やっと営業再開できるかと思ったら、ゴールポストが動き続ける。これはフェアではない」とパブの業界団体の責任者は言っています。
また、田舎のパブやナイトクラブでは、チケットを販売する機能を持つオンラインのサイトを持ってないところも多いようで、そこも問題になっています。
また、1時間前に予約することがウイルス拡散防止にどのような効果があるのかという疑問もあります。コンタクト・トレーシングのための情報はどちらにせよ店が保管しているわけですから。
チケット制になることは確実のようですが、いつから導入されるかは流動的というところでしょうか。
