たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

リムリックの路上で学生たちが大暴れ  

 

昨日の火曜日ですが、リムリック大学の近くの路上で学生や若者たちが100人ほど集まり、ロックダウンのさなか、路上でパーティーを繰り広げたというお話。

 

www.irishtimes.com

 

近隣住民の話によりますと、午後2時半くらいから10~20人の学生が集まってパーティーを始めました。2~3時間で終わるかなと思っていたら、6時ごろには人数が100人くらいに増えていたそうです。

 

 

警察は7時15分くらいから介入を始めましたが、9時になってもパーティーは終わらなかったようです。逮捕者も何人か出たとか。

 

www.youtube.com

 

学生たちがパーティーを繰り広げたエリアには、ホスピス、老人ホーム、商店、郵便局などがあります。近隣住民はそのあたりの商店に買い物に行くのは感染が怖いということで、ティペラリー県のニーナ (Nenagh) まで車で買い出しに行くとか。

 

 

実はこのあたりでは小規模なハウス・パーティーが以前から行われていて、屋根の上でダンスしたり、建物を壊したり、立ち小便したり、ドラッグを摂取したりしていたそうです。

 

 

そして、学生たちは、このエリアを「ガザ地区」と呼んでいるとこのと。不安定で危険な無法地帯ぐらいの意味が込められています。

 

 

ヘレン・マッケンティー法務大臣は、このような事態は「受け入れられない (not acceptable)」と言っています。「人々の安全を守るために衛生ガイドラインが設定されており、このようなパーティーを行うべきではない」

 

 

「難しい状況であることはわかっているが、昨日のような状況は二度と起きてはならない。地域に住む人にとって、そしてルールを守ってきたすべての人にとって、がっかりするような出来事だ」

 

 

サイモン・ハリス厚生大臣「まったく容認できない。医療従事者やフロントワーカーのほっぺたをぴしゃりと引っぱたくようなものだ (a slap in the face)」。そして、「国民的な取り組みへの攻撃だ」とも述べています。ただし、学生の大部分はルールを守って生活している、ということも付け加えています。

 

 

医療制度を専門とするUCDのアンソニー・ステインズ教授は、「屋外で社交活動する若者を叩くのはやめよう。望ましいことではないが、比較的リスクは低い。高齢者が屋内で会う方がリスクはずっと高い」としています。

 

 

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