レベル5のロックダウンが4月5日まで延長されることが今日発表されました。それから先は、自宅から5km以内の行動制限が緩和され、人と屋外で会うのが許されるようになる可能性がある、と言ってますから、お店や飲食店が開くのはまだ先ということかもしれません。
レベル5は4月5日まで継続しますが、3つの重要な変更点があるそうです。1つは学校が段階的に再開すること。2つ目は、保育園等の子供の面倒を見る施設の営業が拡大すること、そして、Covid-19以外の医療/社会的介護サービスが再開すること。
学校が段階的に再開する日程も詳しく出ています。ここには書きませんが、上のアイリッシュタイムズの記事を参照してください。
ミホール・マーティン首相は、「皆さんが肉体的にも精神的にも参っているのはわかっています。生活に課された制約に私たちは皆うんざりしています」と国民の気持ちに理解を示した上で、3月を感染数を減らす月にしましょう、と呼びかけています。「どれだけ困難かわかっています。どれだけ苦しみがもたらされたかわかっています。しかし、終わりが見えていることもわかっています」
ワクチンの方は、4月末までに18歳以上の40%、5月末までに64%、6月末までに82%が1回目のワクチン接種を完了する予定。6月末には大人の60%が2回の接種を終えられるそうです。
主任医務官代理のローナン・グリン博士は、ワクチンの効き目に関するデータは非常にポジティブであると言っています。「ワクチンはCovid-19に対して最も強力なツールになるでしょう。明るい未来が待っていますが、それまでの間、何が有効で、それをどう行えばいいか私たちは知っています。そして私たちにそれができることも」。
UKで発見された新しい変異株はほぼ新種のウイルスと言ってもいいようなものだそうで、これは心配な点です。
パンデミック緊急福祉給付金 (PUP) の支給は6月末まで延長されることが決定。
学校の再開については教師の反対とかいろいろごたごたがありました。野党の労働党は、「パンデミックでなかったら文部大臣の不信任案を提出している」と言っています。先生の扱いが失礼を通りこして侮辱的であるとしています。
