たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

今回のロックダウンは長引きそう

 

 

今回のロックダウンは長引きそうですねえ。

 

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国家公衆衛生緊急チーム (NPHET) のメアリ・ファヴィアー医師が、人の移動を抑えないと、ロックダウンは4月か5月まで続くことになるかもしれないと警告しました。

 

昨年3月の最初のロックダウンに比べますと、交通量が増え、職場に出かけている人も多いとか。GP (かかりつけ医) からの報告によりますと、ウィルスの拡散は収まりかけたようにも見えましたが、先週末にかけて患者がまた増えだしたそうです。

 

アイルランド全国で医療関係者の約6400人が欠勤を余儀なくされています。ここにはコロナ陽性の人と濃厚接触のあった人の両方を含みます。患者は増えるし、スタッフは減るしで医療機関はたいへんのようです。軍の兵士も医療機関に応援に入っているとか。

 

ワクチンの方は、今週は老人ホームや長期療養施設の住人/患者とスタッフを中心に接種を進めていくそうです。次の日曜までに、医療関係者70000人と長期療養施設の70000人に接種を済ませることが目標だとか。

 

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 ワクチン接種に関しては、小さなスキャンダルが出ています。ダブリンのクーム (Coombe) 産婦人科病院で、余ったワクチンをスタッフの家族に接種したそう。ワクチンの接種に関しては、優先順位が厳格に決まっているのですが、これに違反しています。「余ったワクチンは廃棄すること」とガイドラインには定められています。

 

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で、余ったワクチンを接種した家族の中には、病院長の子供2人も含まれていたのです。一番上の人がそんなことしたらあかんやろ、と怒られが発生しています。病院長さん「心の底から謝罪いたします」。

 

最後にご紹介する記事は、「ロックダウンになって良かったことは何か?」といろんな人の声を集めた記事。

 

www.irishtimes.com

 

「自分はずっと社交的な人間だとおもってきたけれども、本質的には社交嫌いの人間だということに気付いた。昔習った絵画の練習を再開し、本を再読し、ガーデニングの新しい方法を試す。このロックダウンが終わってほしくない」「価値観の優先順位を見直すことができて、家族の大切さがわかった」「カネと仕事がすべてではないことに気付けた」「トライアスロンの練習をして、社交の機会も減ったのでやっと減量できた」「暖炉に久しぶりに火を入れたので、本物の火の良さを再発見した」「時間ができたのでグリーンハウスを組み立てて、家庭菜園に夢中になっている」

 

こういうポジティブな記事もあるのがいいんですよ。

 

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