たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

ロックダウンがレベル 5 からさらに強化されます

f:id:tarafuku10:20210108022235p:plain

 

感染者数増加が止まらないということで、ロックダウンがさらに強化されることが昨日 (1/6) 発表されました。

 

何がどう変わるのか、Q&A 形式の記事がアイリッシュ・タイムズに載っていたので、ざっと訳します。

 

www.irishtimes.com

 

Q. 既にレベル 5 (ロックダウンの段階の中で一番厳しいレベル) なのに、なぜさらなる制限が必要なのか?

 

A. ウイルスの拡散が急速なので、それに対応する手段をとる必要があった。12月のはじめには1日あたりの感染者数は数百だったが、今は千単位だ。この前の日曜は6000だった。入院患者数も大きく増えている。なんらかの対策を取る必要がある。

 

Q. 主に何が変わるのか?

 

A. 一番大きいのは、学校が1月末まで休校になること。先週、1/11 (月) まで 休校期間を3 日間延ばすことを決めたばかりだったが、新しいデータに基づき、さらに休校期間を延ばした。政府としては、教育は重要なのでできることなら学校を開けたいが、学校を開けると毎日100万人が動くことになるので、休校はやむを得ない措置であると。

 

ただし、例外があって、リービング・サート (共通試験) を受ける生徒は週に 3 日間学校に通ってもよい (後の2日はオンライン授業)。また、特別な支援を必要とする生徒も学校に通える。

 

Q. リービング・サートは中止になるのか?

 

A. 今のところ実施される予定。リービング・サートを受ける生徒は週に3日学校に通えるという特例を認めたということは、政府はリービング・サートを実施する腹積もりである。ちなみに、北アイルランドでは A レベル (リービング・サートに相当) と GCSE (ジュニア・サートに相当) 試験は中止されると既に発表されている。

 

Q. 他の業種は?

 

A. ほとんどの建設作業は今週金曜日の午後6時をもって中断することが求められる。1月末に再開できるかどうかを検討する。公営住宅、学校、国立小児科病院の建設は例外として続行可。

 

Q. いわゆる不要不急の小売店への影響は?

 

A. いわゆる「クリック&コレクト」が禁止になる。これは、クリスマス前にはOKだったサービスで、オンライン配送サービスを実装できないような小規模の小売店の売り上げに大きく貢献したサービスなのだが、これも人の動きを抑えるために禁止となる。

 

Q. UKと南アフリカからの入国禁止は解除された?

 

A. 一律的な入国禁止は解除されたが、新しいルールが適用される。UK (北アイルランドを除く) からアイルランドに入国するすべての人は、72時間以内に受けた PCR で陰性だったことを示す必要がある。証明書を提出できなかった人には厳しい罰則がある。

 

Q. 保育園などは?

 

A. 必要不可欠の仕事に就いている人の子供、および脆弱な子どもたちへのチャイルド・ケアのみ営業可能。

 

記事の翻訳は以上です。

 

今日のニュースを見てみますと、ダブリンの一部の学校は、リービング・サートの生徒のために週に3日間開校するという政府の要請を無視するようです (オンラインで授業する)。リスクが高すぎると。確かに先生も高齢の方や既往症のある方と同居している場合は不安かもしれません。

 

www.irishtimes.com

 

さらに、私立病院の一部を政府のコントロール下に置くという同意書に、ブラックロック病院など、少なくとも3つの私立病院が合意する見込み。

 

www.irishtimes.com

 

ファイザー/ビオンテック社に続き、モデルナ社のワクチンも水曜日に EU の承認が下りました。ただし、だからといって急激に状況は変わらないだろうという記事。

 

www.irishtimes.com

 

政府は酒屋さんの営業時間を短くすることを検討中。現在は午後10時までだが、これをもっと早くする。パブが提供するテイクアウェイのお酒も制限されそう。これは、お酒を買って外で集まって飲む人が多いから。確かに去年の10月頃は、そうとう寒かったにもかかわらず、うちの近所のオープン・スペースで飲んでいる人がいっぱいいました。今はさらに寒くなったので、私のまわりではそういう人たちは見ませんけど。

 

 

www.irishtimes.com

 

 

 

アイルランド情報 人気ブログランキング - 海外生活ブログ