UEFAネーションズ・リーグ2020-21 の第 1 戦が 9 月 3 日にブルガリアのソフィアで行われ、アイルランドはブルガリアと 1 対 1 で引き分けました。
アイルランドはスティーブン・ケニー監督の初陣。ケニーはプレーヤーとしてもキャリアを通してほぼ国内でプレイし、監督としてもアイルランドで結果を出してきた人です。アシスタント・マネージャーには、アイルランド代表として活躍したキース・アンドリュースとデミアン・ダフが入っています。
地上波では生放送がなくて、私は試合を見ていないのですが、新聞記事によりますと、パスでボールをつないでいこうという意図がよくみられたゲームだったとか。ただし、プレイスタイルが成熟するまでには、まだまだやらなければならないことがいっぱいありそうです。
ゲームはアイルランドが押し気味に進めます。ポゼッションは 61% 対 39%、パスの数は 613 対 341 でアイルランドが優勢。
しかし、56分にパスミスからスルーパス一発で抜け出されて失点。アイルランドは終了間際にコーナーキックからキャプテンのダフィーがヘディングを決めて同点に追いつくのがやっとでした。
スタメンですが、ツートップにはアーロン・コノリーとアダム・アイダーというフレッシュなコンビが起用されました。コノリーは20歳、アイダーは19歳です。ただ、今回は経験不足で結果が出せなかったみたい。
中盤の要として起用されたのが 29 歳のジェームズ・マッカーシー。ケニー監督はおそらく彼にチームの中心になってほしいと思っているのではないかと思われますが、この試合ではいいところがなかったようです。
コロナの影響もあって、代表としての試合は約 10 か月ぶり。まあ、ぎくしゃくするところがあるのもしょうがないでしょう。来月の2020ヨーロッパ選手権プレイオフ (対スロバキア) に向けて調子を上げていってほしいものです。
アイルランドの次の試合は、9月6日のUEFA ネーションズ・リーグ第 2 戦の対フィンランド @ ダブリンです。
アイルランド: Randolph (West Ham); Doherty (Tottenham Hotspur), Duffy (Celtic), Egan (Sheffield United), Stevens (Sheffield United); Hendrick (Newcastle United), McCarthy (Crystal Palace), Hourihane (Aston Villa); O’Dowda (Bristol City), Idah (Norwich City), Connolly (Brighton and Hove Albion).
サブ: Brady for McCarthy (70 mins), Robinson (Sheffield United) for O’Dowda (74 mins), Long (Southampton) for Idah (77 mins).
ブルガリア得点: Kraev (56)
アイルランド得点: Duffy (90)