昨日は散歩でグラスネビンの方まで足を伸ばしてきました。
フィブスボロとグラスネビンをつなぐ St Mobhi Road (セント・モビ・ロードでいいのかな?) は両サイドに街路樹が並ぶ住宅地です。
この街路樹に黄色いリボンが巻かれ、ビラが貼りつけられているんですね。
「バス・コネクトの提案から樹木を守ろう」と書いてあります。都市開発に反対という主旨のもののようです。
私もよく知らなかったのですが、今、ダブリンのバス路線網を刷新しようという計画が進んでいるらしくて、そのプロジェクトが「バス・コネクト」と呼ばれているらしいのです。そして、このセント・モビ・ロードもそのルートに入っているということです。
「バス・コネクト」は、ダブリン市内にバス専用レーンを張り巡らせる計画らしいのですが、上の記事によりますと、2449本の木が切り倒され、776軒の家が庭の一部を失うそうです。庭を取られるのは嫌ですね。
ほかにもいろんな種類のビラがあります。これは詩ですかね。
それから、緑の党の国会議員のコメントをビラにしたもの。「バス・コネクトで道を広げるのは、バスや自転車や歩行者のためではなく、主に私有車のためのようだ」
それから、こちらはシンプルな標語。「樹木は空気をきれいにする」
街路樹のある街並みっていいですからね。それが失われるのは住んでいる人にとっては残念でしょうね。
話は変わりますが、ディングル蒸留所っていうアイリッシュ・ウイスキーの小さな蒸留所がケリー県のディングル半島にあります。ここは、ポーターズ・ハウスっていうアイルランドのクラフト・ビールの老舗がやっている蒸留所です。ここの製品をご紹介します。
右がウイスキー、左がジンのミニボトル。そして真ん中がハンド・サニタイザーです。今回の新型コロナウイルスの流行で、消毒用のアルコールが足りなくなっています。そこで、ディングル蒸留所が一時的に生産ラインを変更してハンド・サニタイザーを作ったというわけです。