2024-01-01から1年間の記事一覧
1989年発行の宮崎昭威著『鉄道・バス利用のアイルランドの旅』に「イニスキーン(Inniskeen)の村には郷土博物館があり、博物館内に、詩人で小説家のP. カバナ (Patrick Kavanagh, 1905 -67) の特別室がある」と書いてあります。ただし、夏の日曜日しか開館し…
モナハン県のラーラ (Laragh) にブリキの教会があります。正式名称は聖ピーター教会 (St. Peter's Church)。ブリキでできていることからラーラの Tin Church (ブリキの教会) とも呼ばれています。アイルランドの教会とは思えないとても可愛いらしい佇まいで…
昨日の木曜日にまたアーマー県・モナハン県方面に行ってきました。先日モナハン・カウンティー博物館にいったときに、このあたりの観光名所を紹介するビデオがあって、ちょっと行ってみたい場所があったのと、平日にしかオープンしていない施設で行ってみた…
最近手に入れたバッジをご紹介します。 まずアイルランドのサッカー関連のバッジです。左端はシェルボーン (Shelbourne A.F.C) のバッジ。シェルボーンは1895年設立のアイルランドの強豪クラブ。今季も現在のところリーグの首位を走っています。35ユーロ。 …
モナハンの町を歩いていたら、キャリックマクロスに引き続いてまた見つけました。アイルランド自由国時代の郵便ポストです。 これはまたちょっと珍しい郵便ポストです。というのも、ポストの下部には「S E」の文字、上部には「P & T」という文字が入っていま…
モナハンはモナハン県の県都で人口は約8000人です。モナハンの町を歩くのはたぶん初めてだと思います。デリーに行くときに通ったことはあるはずなのですが、その頃は幹線道路が町の中を走っていたのか、それとももうバイパスができていたのか、記憶にありま…
昔むかし、ウェールズにエドワード・ブレイニー卿 (Sir Edward Blayney) という人がいました。ブレイニー卿は、9年戦争 (1594 -1603) の後にアルスターを支配下においたエリザベス1世から、マクノー湖 (Lough Muckno) のほとりの土地を拝受し、ブレイニー男…
週末恒例のドライブ、今回はモナハン県方面に行ってきました。キャッスルブレイニー (Castleblaney) とモナハン・タウン (Monaghan) を目指したのですが、途中でアーマー県のクロスマグレンに近いところを通るので、まずここに寄り道しました。 クロスマグレ…
アビー・シアターで演劇『グローニャ』(Grania)を見てきました。『グローニャ』はアビー・シアターをWBイェーツなどと共に立ち上げ立ち上げたオータスタ・グレゴリー (グレゴリー夫人) が1912年に発表した戯曲。アイルランドの神話というか伝承文学のフィン…
ラウズ (Louth) の村はラウズ県の名前の由来となった村ですが、あまり普段耳にすることはありません。県都のダンドークやドロハダは人口が44000人を超えているのに、ラウズの村の人口は約700人です。正直な話、存在感は薄いです。キャリックマクロスからも近…
アーディーから N2 を 15 分ほど北上してキャリックマクロス (Carrickmacross) の町に向かいます。キャリックマクロスはモナハン県の南部に位置するマーケット・タウン。人口は5000人を少し超えるくらいです。 アイルランドの小規模な街には、両サイドを駐車…
アーディー (Ardee) は N2 沿いにあるラウズ県の町です。 人口約5000人。最近の幹線道路はバイパスになっていて町の中を通ってないことが多いのですが、アーディーは町の中を N2 が通っています。したがって交通量が多いです。アーディーは中世の頃から壁に…
メリフォント・アビーはモナスターボイスから車で10分ほど走ったところにあります。ビジター・センターはもうオフシーズンに入っていました。再オープンは来年4月になります。 メリフォント・アビーはかなり大きな遺跡で私が見た中ではトーマスタウンのジャ…
週末恒例のドライブはラウズ (Louth) 県方面に行ってきました。当初はアーディー (Ardee) の町を最初の目的地にしていたのですが、スマホの地図で経路を確認してみるとドロハダ経由が最短ということだったのでまずドロハダに近いモナスターボイスに寄ること…
ダブリンのナショナル・コンサート・ホールで行われたニック・ロウのライヴに行ってきました。3日ぶり2回目です。 今回はロス・ストレートジャケッツは連れてきておらず、アコギ一本のアコースティック・ライブ。ライヴ中のニック・ロウのMCによりますと、ダ…
リーズは思ったよりもずっと大きな町でした。人口は約53万人で、これはロンドン、バーミンガム、グラスゴーについでイギリスで第4位。これまでの私のリーズに関するイメージというと、学校で習った繊維産業の町ということ。あとはやはりサッカーですかね。こ…
ニック・ロウのライブを見にイギリスのリーズまで行ってきました。Ticketmaster.ie でニック・ケイヴのコンサートのチケットを買おうと思って調べていたら、たまたまニック・ロウのライブ情報が検索に上がってきていたので。 ロンドン、リーズ、バーミンガム…
イモを出るときもまだ日が明るかったので近くのポートアーリントン (Portarlington) の町にも寄ってきました。私は初めていく町。リーシュ県の町ですがオファリー県との県境に近いところにあります。ポートアーリントンの人口は約9000人。2002年の調査では約…
アイルランドで最も名前がエモい村。それがイモ (Emo) です。前から一度は行ってみたかった村、イモ。どうせならエモと発音してほしかった村、それがイモです。 イモにはイモ・コートというネオクラシカル様式の大邸宅があります。というか、イモ・コートの…
「ロック・オブ ~」と呼ばれるアイルランドの有名な遺跡はもちろんロック・オブ・カシェルです。あちらも丘の上に遺跡があります。どうも平野の中に岩盤が隆起して丘のように見えるところをロックと呼ぶようですね。ロック・オブ・ドゥナメイスは「リーシュ…
ポートリーシュから車を南に10分ほど走らせたところにティマホー (Timahoe) という静かな村があります。ここは、7世紀に聖モクア (Saint Mochua) が修道院を開いたところです。この村には12世紀半ばに建てられたラウンド・タワーがあります。村に近づくにつ…
週末恒例のドライブですが、今回はポートリーシュ近辺に行ってきました。 ポートリーシュは人口2万3千人を超えるリーシュ県の県都です。ダブリンからリムリックへ行くときとコークに行くときの幹線道路の分岐点になっているので、よく通るっちゃ通るんですが…
ドーソン・ストリートのホッジス・フィギスという本屋さんがいま改装中なんですね。営業を続けながら改装しています。おととい行ったときは1階のレジの部分を工事していました。 ホッジス・フィギスは世界で3番目に古い本屋と言われています。設立は1768年。…
まずこちらはレイヴァリ夫人のバッジです。1ユーロ。 彼女はベルファスト生まれの人物画家ジョン・レイヴァリの奥さんでアイルランド系アメリカ人。フルネームはヘイゼル・レイヴァリです。この肖像画はもちろん夫のジョンによって描かれていますが、おそら…
最近バッジをよく買っているのは、あるコレクターの方がいろいろコレクションの整理を初めているみたいで、昔の珍しいバッジをいっぱい adverts.ie で売りに出しているからです。その中の 1 つがスワスティカ・ランドリーのバッジ。これは私が気づく前に売れ…
タリナリー・キャッスルを後にしてフォー・アビー (Fore Abbey) に向かいます。車で10分くらい。フォー・アビーは7世紀ごろに設立されたベネディクト会の修道院の遺跡です。7世紀半ばにはこのコミュニティに300人ほどが暮らしていたと考えられています。771…
次の目的地はタリナリー・キャッスル (Tullynally Castle) です。ベルヴェディア・ハウスから車で40分くらいかかりましたかね。マリンガーから直接行っても30分くらいかかると思います。マリンガー近郊というにはちょっと遠いですが、ここもウェストミース県…
マリンガーから15分くらいドライブするとベルヴェディア・ハウスに着きます。 ベルヴェディア・ハウスはベルヴェディア初代伯爵のロバート・ロックフォードによって1740年に建てられました。もともとは狩猟の時に使う宿泊所として作られたのですが、そのうち…
週末恒例となりました日帰りドライブ、今週はマリンガー (Mullingar) に行ってきました。マリンガーはウェストミース(Westmeath)県の県都で人口は2万人ちょっと。マリンガーのアクセントは「ガー」のところにあります。またWestmeathはウェストミーズと発音…
最近手に入れたバッジです。 まず、モーターバイクのラリーのバッジです。ラリーといってもレースではなくてツーリングのことのようです。上から2列目のバッジに DMTC と書いてありますが、これは Dublin Motercycle Touring Club の略。1970年前後の設立で…