2024-01-01から1年間の記事一覧
先週はリートリム県 (County Leitrim) に行ってきました。リートリム県の人口は約3万5千人。アイルランドに32ある県 (北アイルランド含む) の中で最も少ない人口です。リートリム県は何度か車で通ったことがあるだけで私はこれまで訪れたことがありません。…
tarafuku10.hatenablog.com 9月は1本も見てません。 The Outrun (2024 年、イギリス・ドイツ) 10/9 at Lighthouse Cinema 監督: Nora Fingscheidt 出演: シアーシャ・ローナン スコットランドのジャーナリスト、エイミー・リプトロットが2016年に発表した回…
ブラウンズヒル・ドルメンから巨大廃墟のダケッツ・グローヴ (Duckett’s Grove) に向かいます。ダケッツ・グローヴはアングロ・アイリッシュのダケッツ家の豪邸でした。同家はこのあたりの土地を12000エーカー (49平方キロ) ほど所有していたといいます。目…
ブラウンズヒル・ドルメン (Brownshill Dolmen) はカーローの町から東に3kmのところにある支石墓です。正式名称はKernanstown Cromlech (カーマンズタウン環状列石) というらしいのですが、どの観光案内をみてもブラウンズヒル・ドルメンと書かれています。…
カーロー・カウンティ博物館は1973年のオープンですが、2012年に現在の元女子修道院の建物に移ってきました。ツーリスト・オフィスが併設されています。カーローの町の中心には Cultural Quarter (文教地区) というエリアがありまして、大学、図書館、美術館…
先週はカーロー (Carlow) に行ってきました。カーローの町はカーロー県の県都です。人口は約27000人。これは意外に多いと感じました。キルケニー・タウンと同じくらいですね。カーロー県はラウズ県に次いで2番目に面積の小さい県です (北アイルランドの県を…
ストロークスタウン (Strokestown) は、タルスクから15分ほど車でN5を東に走ったところにあるロスコモン県の町です。人口は2016年の国勢調査で825人。アイルランドで2番目に広い道路があります (最も広いのはもちろんダブリンのオコネル・ストリート)。人口…
ロスコモンから北に19kmのところにタルスク (Tulsk) という小さな村があります。N5とN61の交差点のまわりに広がっています。人口241人。 この村にはラスクローアン・ビジター・センター (Rathcroghan Visitor Centre) なるものがあります。私もまったく知ら…
ロスコモン・カウンティ博物館の係の女性に教えてもらった珍しい郵便ポストを観に行きました。ロスコモン・タウンから5分くらい車を走らせたところにあるクローバーヒル (Cloverhill) という集落。グーグル・マップで「Cloverhill, Roscommon」と検索すると…
ロスコモン・カウンティ博物館はツーリスト・オフィスと一緒にスクエアのそばのかつては長老派の教会だった建物に入っています。その建物というのが下の写真。キリスト教の教会だというのに入口の上に大きな六芒星があしらわれています。これは、この教会を…
先週、ロスコモン (Roscommon) の町に行ってきました。ロスコモンの町はロスコモン県の県都です。人口は約6500人。ロスコモン県全体でも人口は約7万人しかいないんですね。アイルランド語のつづりは Ros Comáin で「聖コマンの木」という意味。5世紀にこの地…
ゲイエティ劇場で演劇『Krapp's Last Tape』(クラップの最後のテープ)を見てきました。サミュエル・ベケットが50代のときに英語で書いた一幕物。モノローグ劇。演じるのはスティーヴン・レイ。 主人公の男の名前はクラップ。69歳。彼は毎年、一年の出来事や…
バリジェームスダフとクローニスを回ったときに立ち寄った町や村についてご紹介します。 まずはバリジェームズダフからクローニスに向かう途中に通ったスコッツハウス (Scotshouse) という村。名前からしてスコットランドからの移民が作った村なのでしょう。…
モナハン県の Clones は「クローンズ」ではなくクローニスと読みます。北アイルランドとのボーダーにとても近い町。この町の経済圏はお隣のファーマナ県にまで広がっていたのですが、ボーダーができたことにより長年にわたって経済的な発展が大きく阻害され…
バリジェームズダフ (Ballyjamesduff) に行くまで知らなかったのですが、キャヴァン・カウンティ博物館 (Cavan County Museum) は県都のキャヴァン・タウンではなくバリジェームズダフにあるのでした。ここがまた力の入った展示内容でした。 博物館になって…
先日ボールスブリッジの運河沿いでソングライターのパーシー・フレンチ (Percy French) のベンチを見たことから彼のことを調べていたら、キャヴァン県のバリジェームズダフ (Ballyjamesduff) という町に彼の像が座ったベンチがあるというので行ってきました…
ボールスブリッジのグランド・キャナル沿いにはパトリック・キャバナー (1904 - 1967) のベンチが2つあります。キャナルの北側と南側に1つずつあるのですが、有名なのは南側のウォルトン・テラス沿いにある方です。こちらはベンチというか、パトリック・キャ…
スミスフィールドにまた新しいカフェができました。その名も「Hidden」。スクエアに面していなくて、ライトハウス・シネマに向かって右側のビルの横をすりぬけたあたりにあります。文字通り「Hidden」なわけです。 昔は Thunder Cut Alley っていうバーだっ…
最近手に入れたバッジをご紹介します。 60年代の商品宣伝のピンバッジ。昔はこんな風に長いピンのバッジがありましたが危険なので最近は目にしませんね。アイルランド関係のバッジだけを集めることにしているのですが、アイルランドでもおなじみの有名ブラン…
1974年5月17日、ダブリンとモナハンで北アイルランドのプロテスタント系民兵組織 UVF (Ulster Volunteer Force) による連続爆破事件が発生しました。ダブリンではシティ・センターの3か所で盗難車に仕掛けられた爆弾が爆発し、計27人が命を落としました。モ…
先週の木曜日は、アナメアのコート・トゥーム、イニスキーンのパトリック・キャバナー・センター、ラーラのブリキの教会を巡った後、キャリックマクロスにもう一度行きました。キャリックマクロス・ワークハウスを見学したかったのですが、ここはどうもガイ…
パトリック・キャバナー・センターのあるイニスキーン (Inniskeen) の村は思いがけず美しい村で、散歩が楽しかったです。 村のはずれをフェイン川 (River Fane) が流れ、川のほとりには古い教会とラウンドタワーがあります。ここは6世紀に聖ダイ (St Daigh) …
1989年発行の宮崎昭威著『鉄道・バス利用のアイルランドの旅』に「イニスキーン(Inniskeen)の村には郷土博物館があり、博物館内に、詩人で小説家のP. カバナ (Patrick Kavanagh, 1905 -67) の特別室がある」と書いてあります。ただし、夏の日曜日しか開館し…
モナハン県のラーラ (Laragh) にブリキの教会があります。正式名称は聖ピーター教会 (St. Peter's Church)。ブリキでできていることからラーラの Tin Church (ブリキの教会) とも呼ばれています。アイルランドの教会とは思えないとても可愛いらしい佇まいで…
昨日の木曜日にまたアーマー県・モナハン県方面に行ってきました。先日モナハン・カウンティー博物館にいったときに、このあたりの観光名所を紹介するビデオがあって、ちょっと行ってみたい場所があったのと、平日にしかオープンしていない施設で行ってみた…
最近手に入れたバッジをご紹介します。 まずアイルランドのサッカー関連のバッジです。左端はシェルボーン (Shelbourne A.F.C) のバッジ。シェルボーンは1895年設立のアイルランドの強豪クラブ。今季も現在のところリーグの首位を走っています。35ユーロ。 …
モナハンの町を歩いていたら、キャリックマクロスに引き続いてまた見つけました。アイルランド自由国時代の郵便ポストです。 これはまたちょっと珍しい郵便ポストです。というのも、ポストの下部には「S E」の文字、上部には「P & T」という文字が入っていま…
モナハンはモナハン県の県都で人口は約8000人です。モナハンの町を歩くのはたぶん初めてだと思います。デリーに行くときに通ったことはあるはずなのですが、その頃は幹線道路が町の中を走っていたのか、それとももうバイパスができていたのか、記憶にありま…
昔むかし、ウェールズにエドワード・ブレイニー卿 (Sir Edward Blayney) という人がいました。ブレイニー卿は、9年戦争 (1594 -1603) の後にアルスターを支配下においたエリザベス1世から、マクノー湖 (Lough Muckno) のほとりの土地を拝受し、ブレイニー男…
週末恒例のドライブ、今回はモナハン県方面に行ってきました。キャッスルブレイニー (Castleblaney) とモナハン・タウン (Monaghan) を目指したのですが、途中でアーマー県のクロスマグレンに近いところを通るので、まずここに寄り道しました。 クロスマグレ…