たらのコーヒー屋さん - 2 店舗目

たらのコーヒー屋さんです。

北アイルランドでは住民全員に100ポンド分のプリペイドカードが配られるらしい

 

 

北アイルランドのお話。プリペイドカードの話はあとでしますけど、北アイルランドでは12 – 15 歳にもコロナのワクチンを提供することに決まったようです。

 

www.irishtimes.com

 

ワクチンは、親の同意を得たうえで、主に学校で接種することになります。

 

 

また、50歳以上の人と医療従事者、そして16-49歳で既往症などのリスクのある人には、この冬にブースター・ショットが提供されます (3回目の注射)。

 

 

北アイルランド政府保健相のロビン・スワン氏は、「若い人がCovid-19に感染するのを防ぎ、感染を減らすことで教育の中断を防ぐことが期待できる」としています。

 

 

北アイルランドでは現在、16歳以上の人にワクチンを提供しています。

 

 

12-15歳の人に提供されるワクチンはファイザー/ビオンテックのものです。成人とちがって1回だけの接種となります。ただし、リスクの高い子供は2回接種となります。

 

 

さて、プリペイドカードのお話。北アイルランドでは、地元経済を活性化させるという目的で、100ポンド分 (約15000円) のプリペイドカードが18歳以上の住民全員に配られます。「スペンド・ローカル」と名付けられたこのスキームには、総額1億4500万ポンドの予算が組まれています。

 

 

ただし、まず登録する必要があって、登録の開始は9月27日から。11月30日までに使い切る必要があります。

 

 

北アイルランド政府経済相のゴードン・ライオンズ氏は、「スペンド・ローカル・カードを受け取って、11月30日までに地元の店、飲食店、その他のサービスで使うことで、地元経済をサポートすることができる」と言っています。

 

 

 

 

 

 

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シンフェインの支持率の高さの原因は何か?

 

 

先日、アイルランド政党支持率世論調査結果がツイッターで流れてきて、シンフェイン(SF)がフィネゲール(FG)とフィアナフォイル(FF)に10%以上の大差を付けていたので驚愕しました。

 

 

 

と思っていたら、ほぼ同時期に行われた別の世論調査ではFGとはそんなに差が付いていなかった。ミホール・マーティン首相率いるFFはどっちもダメだったけれど。

 

 

 

それから、アイリッシュ・インデペンデント紙のサイトに今日載っていたんだけど、シンフェイン党首のメアリー・ルー・マクドナルドが GoLoud というコメディ・ポッドキャストの番宣ビデオにお母さん役で出演している。

 

www.youtube.com

 

ダレン・コンウェイとジョー・マクガケンという主役の2人がポッドキャストのゲストが決まられないと言って悩んでいる。そこにシンフェイン・カラーの緑のトップを来たマクドナルドがドアをバタンと開けて登場。「車に乗せてってほしいの?」と母親口調でダレンに尋ねる。ダレンは母親をウザったがる息子の口調で「いまポッドキャストのゲストを誰にするか相談してるんだからちょっと待ってくれ」という。するとジョーが「お前のお母さん、シンフェインの党首じゃないか。メアリー・ルーに出てもらおう」とダレンに言う。「そんなカッコ悪いことできるか」とダレン。「出てもいいわよ。ただし、ダレンが部屋を掃除することが条件」とマクドナルド。「絶対掃除なんかしない」とダレン。「します、します。ダレンは掃除しますから」とジョー。「わかった、かあちゃんポッドキャストに出てくれ」とダレン。マクドナルドが扉を閉めて出ていくと、「部屋を掃除なんかするもんか」と言いながらダレンは二本指サイン。

 

マクドナルドはお母さん役が板についています。

 

昨日のことですが、この SF の支持率の高さについて考察するスレッドがツイッターで流れてきました。ここ↓から続く一連のスレッド。

 

 

 

シンフェインの支持率が高い理由:

その1: 長期的な人口動態の変化が左派に有利に働いている

 

まず、80年代以降、FFとFGの支持率は低下傾向にある。さまざまな研究によると、労働者階級の有権者が右派政党を支持する要因は宗教である (FFとFG は中道右派)。80年以降、アイルランドの宗教性はかなり弱まってきている。

 

2020年の総選挙で、ミサに行く人だけを対象にした質問では、昔の2.5大政党時代に似た結果が得られる。ただし、0.5の部分が労働党からSFに代わっている。

 

 

 

党派への忠誠心や宗教性が薄まり、持ち家率が低下したことにより、自分が左派だと考える人が増えた (特に労働者階級)。そして、より多くの人が、”あからさまに”左翼 (社会主義社会民主主義共産主義を標榜する政党) に投票することを厭わなくなる。こうした政党に投票する人の割合は、アイルランドはかつてはヨーロッパでも飛びぬけて低かったのだが、最近は多くなっている。

 

 

 

シンフェインは左翼ではないのでは? そんなことはない。シンフェインの支持者は自分のことを左派だと思っている人が多い。

 

 

 

その2: ポピュリスト的な意見がSFに有利に働いている。

 

SFの支持者は、支持する主な動機として「変化」と「FF/FG (への不満)」をあげる。彼らの81%がほとんどの政治家を信頼していない。(ここでは、ポピュリズムは「人気のある政策を支持すること」ではなく「エリートへの不満」を指すものとする)

 

 

 

では、SFのポピュリズムの左派的な部分とは何か? それは移民などの社会的な問題ではない。それは、経済的な不満に根差すものである。

 

統計として総体で見れば、アイルランドの経済モデルは比較的成功しているように見えるが、個別ではそれほどうまくいっていない人もいる。そういう人がSFに投票する傾向にある。

 

 

 

こうした人々は再分配の強化を望んでいる。

 

所得別でみると、年俸60,000ユーロ以上のところでSFの支持率ががくっと下がるのがわかる。

 

 

 

まとめ: SF の支持率の高さの要因は、1つはポピュリズムであり、1つは左派であり、1つは経済的弱者である。そして、これらの要素は互いに重なっていることがおおい。

 

以上です。

 

シンフェインはいま世界的に流行りの文化的には右で経済的には左ということで人気が出ているのでしょう。トランプもそうでしたし、お隣のボリス・ジョンソン首相もそうです。日本では安倍さんがそうでしたし、今回の総裁選では高市早苗さんががんばっています。

 

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EU外からの荷物が遅れている件

 

 

EU外からの荷物の到着が遅れるケースが続出して、皆さんがアン・ポストに苦情を言っているというニュース。

 

www.irishtimes.com

 

どうも7月にEUのルールが厳しくなったようで、EU外からEUに荷物を送るときは、追加の電子文書が必要になったみたいなんですね。それ以降、郵便局の仕分けセンターに荷物が何週間も留め置かれたり、しまいには発送元に送り返されたりもしているようです。

 

 

アイルランドの人はイギリスのオンライン・ショップで買うことも多いと思うのですが、特にイギリスの小さいショップから買うときに問題が発生しやすいようです。大手のショップはさすがにルールの変更に対応したけれども、小さいところは変更に気付いてすらいないところもあるということらしいです。イギリスはブレグジットEUを離れましたからね。もちろんEU内の他の国(フランスとか)から送ってもらう分にはこの問題は発生しません。

 

 

困るのは、何か日付の決まったイベント向けに品物を購入した場合です。結婚式とか子供の洗礼式とか。せっかくおめかししようと思って買ったのに、当日に間に合わないのでは買った意味がありません。

 

 

苦情を言っている人のツイートがいくつか紹介されているんですけれど、その中の1人は日本からの荷物の話をしています。「8月以降、日本からの3つの荷物が送り主に送り返されてしまった。何が起きているのか? 7月1日以降、税関の問題などなく荷物を受け取ったEUの友達は何人もいるのに」

 

 

対象になるのがオンラインで購入した商品だけなのか、それとも個人的に送った荷物にも適用されるのかは、記事からは明確にはわからないのですが、Import みたいな言葉は入っていないので、どうも個人で送った荷物にも適用されるような印象です。日本から送るときに記入しなければならない書類が増えたりしたんでしょうか。そのあたりは判然としません。

 

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アン・ポストは、EU以外の国から荷物を送ってもらう場合は、適切な文書に記入したかどうかを確認するようにとアドバイスしています。

 

 

 

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オークションで買った家具

 

今日はオークションで買った家具的なものをご紹介します。

 

 

まず、こちらはラウントリーズの戸棚。ラウントリーズはイギリスのお菓子のメーカーで、今はネスレの傘下に入っています。キットカットを元々発売していたのはラウントリーズです (1935年)。日本でも戦後すぐのあたりはこの会社のブランドのココアが販売されていたようです。ハンマー・プライスは 300 ユーロ。

 

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この戸棚の柄とお揃いの鏡も持っています。

 

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それから、こちらは Daisy Day’s Tea Rooms と書かれた戸棚。これはたぶんそういう名前の喫茶店がどこかにあって、そこで誂えたものではないでしょうか。いま、インターネットで検索してもでてきませんけど。ハンバー・プライスは 140 ユーロ

 

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最後はマコーミック・ファーモール (McCormick Farmall) というトラクター・メーカーの宣伝用コート掛け。アメリカの会社でアイルランドとは関係はないんだけど、コート掛けが必要だなあと思っていたのでつい買ってしまいました。トラクター・メーカーだと私はジョン・ディアが好きです。まあ、アイルランドは農業も大きな産業の1つですから。ハンマー・プライスは 70 ユーロ。

 

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フランスのアマゾンからジンバルを買いました。

 

フランスのアマゾンからジンバルを買いました。ジンバルって初めて聞いた言葉だったんですけど、ビデオ撮影時に上下左右の揺れや手振れを抑止するための道具です。

 

先日ソニーのカメラを買った話を書きましたが、試しに外に出て撮影をしてみたところ、やはり手振れ防止機能をアクティブにしても画面が揺れるんですね。そこでどうしたものかと思っていると、ジンバル (Ginbal) なるものを使えばよいとネットに書いてあったのです。

 

カメラの使い方を指南してくれる Youtube 動画をいろいろと参考にして、Zhiyun という会社の Crane M2 という手ごろな製品を買うことにしました。

 

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最初、カメラと同じく Currys で買おうと思ったのですが、Currys にはこの商品を置いてないようです。

 

そこで、アマゾンUKに行ってみると、値段が199ポンドと表示されていたんですね。こんなものかと思ってチェックアウト・ページに進むと値段の内訳が出てくるわけです。そこに本体が約194ユーロで輸入税デポジットというのが55.43ユーロ、為替レート保証手数料が5.45ユーロというのが出てくるわけですよ。送料いれると全部で262ユーロぐらいになります。

 

おやおや、これはUKがEUから外れたから余計なもの払わされてるかなあと思い、フランスのアマゾンに行きました。フランスのアマゾンでは同じ商品が199ユーロと表示されます。そのままチェックアウトまで進むと送料含めて213ユーロです。もちろんこちらで買いました。50ユーロも違うわけですから。フランス語は読めないので翻訳ツールを使いながら購入しました (アマゾンはどの国もユーザーインターフェースは統一されているので、ある程度は推測がつきます)。

 

配達にかかる日数ですが、9月2日に注文して今日(10日)に届きました。UKからモノを買ったときと比べると、少し長めにかかっているかもしれませんね。でも50ユーロの差はでかいからなあ。

 

ジンバルの調整はちょっとコツがいるみたいなのですが、Youtubeの説明ビデオを見て頑張りたいと思います。

 

 

 

 

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アイルランドで住みたい場所ベスト20

 

 

2021年版アイラルランドで住みたい場所選手権みたいなのをアイリッシュ・タイムズが主催していて、20の候補地が選定されました。この中からチャンピオンが誕生するようです。

 

一般の2400人がアイルランド (北アイルランドを含む) 内の479の候補地をノミネートしました。ノミネートした人の数も考慮されますが、その場所の生活の質が最も重要な選定基準です。

 

自然のアメニティ、建物、コミュニティ・イニシアチブ、スピリットなどなど。もっと具体的には、クラブやソサイアティやアクティビティの有無、地元の行政サービス、多様性、外からの人を歓迎するかどうか、交通の便、雇用機会、不動産価格と住宅供給、生活費、在宅勤務のためのデジタル環境、安全面などです。

 

www.irishtimes.com

 

以下にその20か所をご紹介します。優勝は今月下旬に発表されるようです。

 

デリー DERRY

人口: 110,734

家の平均価格: £125,000 (€146,000)

北アイルランドのデリーは紛争の印象が強くて陰鬱なイメージを抱いている方も多いと思いますが、とても美しい街です。丘の上に城壁に囲まれた中心街があり、その東側にはフォイル川が流れています。西側には住宅の屋根がレゴブロックのように規則正しく並んでいて、生活の匂いがします。

 

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デリー

 

ゴルウェー GALWAY

人口: 79,934
家の平均価格: €325,000

ゴルウェーは観光地としては定番なわけですが、住みやすい街としても上位にくるようですね。

 

ウォーターフォード WATERFORD

人口: 53,504
家の平均価格: €202,150

ウォーターフォードは去年、コロナが始まる直前に行きました。ここもシュア川という大きな川があります。もちろん私は観光客として行っただけなのですが、美術館などの文化施設は充実していました。

 

郊外

カブラ CABRA (ダブリン)

人口: 22,740
家の平均価格: €355,995

ここはウチの近所です。古い住宅街で、昔は郊外といってもよかったんでしょうが、今は街の真ん中に近い印象です。Luas が開通したのでさらに便利になりました。隣のフィブスボロにも面白そうな飲食店がいろいろできています。

 

マラハイド MALAHIDE (ダブリン)

人口: 16,550
家の平均価格: €726,950

ここは海辺の高級住宅街という印象です。ヨットハーバーなんかも近くにありましたっけ? 昔、「さくら」という日本料理店があって、よく行ってました。

 

ブラックロック BLACKROCK (ラウズ県)

人口: 5,000
家の平均価格: €278,125

 

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ブラックロック・ビーチ

 

ブレイ BRAY  (ウィックロウ県)

人口: 32,600
家の平均価格: €408,031

ブレイはダブリンから近いのでときどき行きます。海辺のリゾート地です。ブレイ・ワンダラーズというサッカーのチームがあるので、その試合を見に行ったこともあります。水族館もあるんだけど、そこには行ったことはありません。

 

キャリック・オン・シャノン CARRICK-ON-SHANNON  (リートリム県)

人口: 4,062
家の平均価格: €121,421

シャノン川沿いの町。ここも観光地として有名。シャノンをボートで下ったりとかね。車で通ったことしかありませんが、とてもキレイな街です。

 

セルブリッジ CELBRIDGE (キルデア県)

人口: 20,288
家の平均価格: €348,154

ダブリン通勤圏の郊外の町。

 

クロナキルティ CLONAKILTY  (コーク県)

人口: 4,592
家の平均価格: €289,860

もうかなり昔の話ですけど、ウェスト・コークに友だちと旅行に行ったときに、ここでご飯を食べました。シーフード料理だったのを覚えています。

 

エニスキレン ENNISKILLEN (ファーマナ県)

人口: 18,130
家の平均価格: £106,472 (€124,000)

エニスキレンは交通の要所というか、たとえばダブリンからデリーに行ったりするときに通るので、何度も立ち寄った記憶があります。

 

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ゴーリー GOREY (ウェックスフォード県)

人口: 9,822
家の平均価格: €284,411

ゴーリーはたぶん行ったことないかなあ。きれいな街だと聞いたことはありますが。

 

キラーニー KILLARNEY  (ケリー県)

人口: 14,504
家の平均価格: €265,945

キラーニーはここも観光地としては有名ですね。ケリーの中心となる町。

 

モナハン MONAGHAN  (モナハン県)

人口: 7,678
家の平均価格: €189,000

モナハン・タウンは一度だけ立ち寄ったことあります。

 

ロストレヴァー ROSTREVOR  (ダウン県)

人口: 7,743
家の平均価格: £204,353 (€238,000)

カーリングフォード湾に面したダウン県の町。メアリー・マカリース元大統領が、大統領になる前に住んでいた場所だとか。

 

タラモア TULLAMORE  (オファリー県)

人口: 14,607
家の平均価格: €210,375

ここはタラモア・デューというウイスキーの蒸留所があるところ。

 

ビーリークス ABBEYLEIX  (リーシュ県)

人口: 1,770
家の平均価格: €209,885

昔は N8 っていう国道が通っていたので、この村にあるホテルで休憩してお茶したことがあります。確か、コークでソフトボールの大会があったときだと思います。その頃は、1日に15000台の車がここを通っていたそうです。現在はバイパスができたので、かつての N8 は N77 という第二国道になりました。

 

バリナキル BALLINAKILL  (リーシュ県)

人口: 445
家の平均価格: €138,108

ビーリークスからほど近いところにあるリーシュ県の村。幹線道路にも面してないので行ったことはありません。

 

クロンバー CLONBUR (ゴルウェー県)

人口: 916
家の平均価格: €172,133

ゴルウェーのゲール語地域にある村です。

 

 

グラスラハ GLASLOUGH  (モナハン県)

人口: 453
家の平均価格: €138,792

北アイルランドの国境に近いあたり。レズリー・キャッスルというカントリー・ハウスがあって、今はホテルになっているそうです。

 

 

 

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2022ワールドカップ予選第  5 戦: アイルランド1-1セルビア

 

 

アイルランドはダブリンのAVIVAスタジアムでセルビアと戦い、1-1で引き分けました。強豪セルビアに引き分けと一応の結果も出ましたし、試合内容もよかったようです。

 

www.irishtimes.com

 

前半20分にセルビアコーナーキックからミリンコヴィッチ=サヴィッチのヘディングで先制。アイルランドは85分にゴール前の混戦からセルビアがクリアしたボールが味方にあたってゴールに入るというオウン・ゴールで同点に追いつきました。

 

アイルランドは3日前のアゼルバイジャン戦のスターティング・メンバーから4人が交代。アンドリュー・オモバミデレ、ジェイミー・マグラ、ジェフ・ヘンドリック、アラン・ブラウンが入りました。ディフェンダーノリッジ所属のオモバミデレは初先発です。19歳。アイルランドは今3-4-2-1のフォーメーションで戦っていますが、この試合では右のセンターバックを務めました。非常に良いパフォーマンスだったようです。

 

前半はセルビアのペース。1点取った後もがんがん攻めてきたみたいで、こういう姿勢は見習いたいところ。後半の終盤になってアイルランドが攻勢に転じ、ロスタイムにはシェーン・ダフィーのヘディングであわや勝ち越しかというところまでいきました。

 

アゼルバイジャンとの引き分けで、スティーブン・ケニー監督は首が涼しくなっていたのですが、ファンはケニー監督を支持しているようで、「In Kenny We Trust」なんていうバナーも観客席に踊っていました。次の監督として、元イングランド監督のサム・アラダイスの名前なんかもあがっていたようです。

 

 

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ちなみにセルビアの監督は元名古屋のドラガン・ストイコビッチです。

 

この3連戦で評価が爆上がりしているのはゴールキーパーのギャヴィン・バズヌ選手。19歳。現在はマンチェスター・シティーからレンタルされてポーツマスでプレイしています。ダブリン生まれでナイジェリア系。この試合でもすばらしいセーブを連発。彼がいなければ引き分けには持ち込めなかったでしょう。

 

セルビア戦の結果と内容はポジティブなものだったので、ケニー体制もしばらくは存続。前途に希望を持つことのできる試合となりました。

 

他球場の結果は、アゼルバイジャン0 – 3ポルトガルルクセンブルクはお休み。

 

アイルランドの次の試合は 10 月 9 日の2022ワールドカップ予選第  6 戦、対アゼルバイジャン@バクーです。

 

www.youtube.com

 

 

アイルランド:  Gavin Bazunu; Shane Duffy, John Egan, Andrew Omobamidele; Matt Doherty, James McClean, Josh Cullen (Jayson Mollumby 66), Jeff Hendrick (Conor Hourihane 78), Alan Browne (Callum Robinson 58); Jamie McGrath (Daryl Horgan 66), Adam Idah (James Collins 78)

 

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